4夜 ページ5
コンコンッ
この国の女官の方に魔女を教えてもらい、姉上のいるという部屋の扉をノックした
夏黄文「はい お待ちを あっ！ 皇子 いつこちらに」
驚いた顔をして出て来たのは姉上の側近である夏黄文だ
『どうも』
俺が軽く会釈をすると夏黄文の後ろから女性の声が
紅玉「どなた？」
『姉上』
そこには俺の実姉である練 紅玉が立っていた
唯一の血のつながりをもった姉弟である
俺が来ることは知らなかったようで少々、驚いた顔をされていた
紅玉「Aじゃなぁい どうしてここに？」
『外にいる閻体たちは俺の部下でもありますし 何より姉上を祝いたいと思いまして』
姉上に会えたことが嬉しかったのかわからないが自然に顔がほほ笑んでしまう
紅玉「嬉しいわぁ さぁ 中に入って？」
『失礼します』
紅玉「ここまでどうやって？ 絨毯で来ると1日はかかるでしょ？ 日光にもあたってしまうし」
姉上の言う通り、俺は日光に極端に弱い
3時間も当たってしまうと体に不調が出てくる
それゆえ、昼間に睡眠をとり、夜間に活動するといった生活を送っている
『転送魔法を使ったので大丈夫です それにジュダルの魔力も多少使用させてもらったので』
紅玉「そういえば ジュダルちゃんは？」
キョロキョロと姉上はジュダルを探す
『「お楽しみ」をしてくるとか なんとか言って窓から出て行きました』
紅玉「お楽しみ？ それは何かしら」
『さぁ？ 詳しくは聞いていませんので』
紅玉「・・・気になる」
『えっ』
姉上の悪い癖だ
紅玉「A 夏黄文 今からジュダルちゃんの元へ行くわよ!!」
夏黄文「どこへでもついて行きます！ 姫様!!」
『・・・はぁ こうなったら聞かないからな』
紅玉「閻体 閻心 閻技 貴方たちも来なさい」
そう呼ばれた3人は返事をした
『・・・彼らもですか？』
紅玉「多い方が楽しいじゃない！」
『そうゆうものですか？』
紅玉「そうゆうものよぉ!!」
姉上はたまにこうゆう考えをする
こうなったら仕方がない。部屋を後にし、俺は姉上の向かうよう付いていった。
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柳葉(プロフ) - 忌苳さん» 受験の年じゃないよー けど心配してくれてありがとー (2016年1月3日 9時) (
レス) id: 92d2bbd89a (このIDを非表示/違反報告)
忌苳 - もしかして受験ですか？それなら勉強頑張ってくださいね！！待ってますよー！ (2016年1月2日 19時) (レス) id: 5802362610 (このIDを非表示/違反報告)
雪次(プロフ) - とても面白くて展開が楽しみです！ですが８か月以上更新されていなくて報告がないということはもう更新されないんですか？ (2015年12月8日 15時) (レス) id: 3d3feb8b1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - 面白いです 紅玉ちゃんに実の弟がいるなんてこれからどういう展開になるのでしょうか？続き楽しみにしています 頑張って下さい (2015年3月15日 14時) (携帯から) (レス) id: a64fcc18a2 (このIDを非表示/違反報告)
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