21夜 ページ22
光に目が眩み、次に瞼を開けるとそこはバルバットの宮殿屋上であった。
陽がさんさんとして、光が差すたびに俺の体を蝕む
全身の力が抜け、膝から崩れ落ちる
『い、痛っ・・・』
慣れない地での長期の滞在の疲労もあり、意識半分で完全に倒れこんでしまう
『ぎ・・銀行ｙ・・はぁ・・・はぁ・・』
上手く呂律が回らない。呼吸も大きくなってしまう。
銀行屋は俺が呼んだことを気づき、こちらを向いた
俺の肩を取り、上体を起こされる。しかし全く力は入らない
銀行屋「あなたには 歴史の変革を見せてさしあげましょう」
ニヤリとこちらを見た。
歴史の変革・・・なんのことだ？ これから一体何が
すると下から「ワー ワーッ！」とバルバットの住民たちが声援を送っているのが
ぼんやりと確認出来た
かすかに、内容はわからないが さっきの第３王子の声も聞こえる
意識が薄れ行く中、いろいろと確認が出来た。
銀行屋「来たようですね さぁ 運命よ 大いに逆流しなさい！」
俺には意味が分からなかったが、異様な魔力を感じ取った
その時、俺の体に異変が起こる
体が軽くなったようになり、息苦しかったのも嘘のようになくなった
どういうことだ？
自身の力で立ち上がることもできる。驚いてばかりいると
銀行屋「皇子 体のご調子は？」
『な、なんともない・・・陽の下なのに・・・一体何が』
直接、陽を見上げるのも久しぶりだ
銀行屋「ふふふっ そうでしょう 少し前からあなたはこの黒いルフとの相性が良いですから」
黒いルフ・・・！ まさかっ
『あの時・・・俺が１０の時 戦争で負傷した俺の体に何をした！』
銀行屋「ちゃんとした治療ですよ ちゃんとした」
クククッと笑いならが俺を見る
許さない・・・絶対に
その時、組織の一員が突然現れた
男「「聖宮」への対抗策は順調のようですね
銀行屋「まだまだ これからですよ」
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柳葉(プロフ) - 忌苳さん» 受験の年じゃないよー けど心配してくれてありがとー (2016年1月3日 9時) (
レス) id: 92d2bbd89a (このIDを非表示/違反報告)
忌苳 - もしかして受験ですか？それなら勉強頑張ってくださいね！！待ってますよー！ (2016年1月2日 19時) (レス) id: 5802362610 (このIDを非表示/違反報告)
雪次(プロフ) - とても面白くて展開が楽しみです！ですが８か月以上更新されていなくて報告がないということはもう更新されないんですか？ (2015年12月8日 15時) (レス) id: 3d3feb8b1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - 面白いです 紅玉ちゃんに実の弟がいるなんてこれからどういう展開になるのでしょうか？続き楽しみにしています 頑張って下さい (2015年3月15日 14時) (携帯から) (レス) id: a64fcc18a2 (このIDを非表示/違反報告)
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