19夜 ページ20
そんな話・・・ただのくだらない屁理屈
いくら新体制になろうとも この国はこの国
ましてや煌との正式な条約で白紙になるなどあってはならないっ
アリババ「とにかく 明日の貴方の結婚相手がいないことは事実でしょう すべての条約を破棄する件 ひとまず皇帝陛下の元へ持ち帰って頂けますか？」
紅玉「くだらない・・・って 持ち帰ったところでお父様は はねのけるに決まっていてよ？」
『あ、姉上！』
紅玉「A あなたは黙ってなさい ここは私が」
『し、しかし！』
姉上のまっすぐな眼に 俺はつい口を閉ざしてしまった
アリババ「軍事力だけでない政治手腕で 貴帝国を反映させた皇帝陛下ならば この地を戦火にさらすか 温情を与え利潤を得ること どちらを選びますか」
この男 姉上に大きな決定権がないことをいいように 言いやがって やはりここは俺が
シンドバっト「陛下は軍事行動ととらないと思いますよ」
紅玉「？」
『父様を知らぬ 他国の王が口を挟まないでくれますか？』
紅玉「A！ 黙りなさいっ！」
『なっ！？・・・」
シンドバット「まぁ そういわずに俺の話を聞いてくれ((ニコッ」
『・・・はい 生意気な口を叩いてしまい申し訳ありません』
シンドバット「気にするな じゃあ話の続きをしよう 俺が君たちの国の陛下が軍事行動に出ないと思うのはバルバットが「七海連合」に入るからです」
七海連合・・・？
顔をしかめた様子を見て、夏黄文が小声で簡潔に教えてくれる
アリババ「我がバルバット国は 先先代の王の頃より シンドリアとは実に親交深い！ おや ご存じない・・・？」
紅玉「・・・そうなの？ 夏黄文」
夏黄文「それは！・・・確かにそうですが それとこれとは関係ありません！」
紅玉「この件・・・・陛下にお任せした方がよろしいね」
夏黄文「姫様！」
紅玉「ただし 引くには条件があります バルバット 七海連合の件 真実であれば我が皇帝の前に証明しなさい シンドバット王」
シンドバット「必ず 伺おう！」
大きく頷く
紅玉「それでは！」
そういい、姉上は扉へ向かっていった
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柳葉(プロフ) - 忌苳さん» 受験の年じゃないよー けど心配してくれてありがとー (2016年1月3日 9時) (
レス) id: 92d2bbd89a (このIDを非表示/違反報告)
忌苳 - もしかして受験ですか？それなら勉強頑張ってくださいね！！待ってますよー！ (2016年1月2日 19時) (レス) id: 5802362610 (このIDを非表示/違反報告)
雪次(プロフ) - とても面白くて展開が楽しみです！ですが８か月以上更新されていなくて報告がないということはもう更新されないんですか？ (2015年12月8日 15時) (レス) id: 3d3feb8b1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - 面白いです 紅玉ちゃんに実の弟がいるなんてこれからどういう展開になるのでしょうか？続き楽しみにしています 頑張って下さい (2015年3月15日 14時) (携帯から) (レス) id: a64fcc18a2 (このIDを非表示/違反報告)
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