検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:31,929 hit

ページ7

2年い組の池田三郎次と川西左近は学園長の任でおつかいを終え、帰る途中近くの大きな街まで来ていた
日中の街は活気が溢れ、さまざまな声が飛び交っていた。

池田「どこに行く? 左近」
川西「そうだなぁ こないだ乱太郎が話してたお団子屋さんがこの街にあるって言ってたな」
池田「へぇ 街のどこなんだ?」
川西「この大通りを真っすぐ進んだら右手側にあるって」
池田「じゃあそこにいってみよう!」
そういい、池田は小走りになる
川西「ちょっ 走ってもお団子屋は逃げないぞ!」


すこし走ると池田はある人物たちを見つけ、足を止める
池田「あれって」
ドタンッ!
川西「うわっ!? 急に止まるなよ」
勢いあまって池田の隣で川西は転んでしまう
池田「ごめんごめん でもあれって久々知先輩と柳先輩じゃないか?」
川西「火薬委員長代理の久々知兵助先輩と 保健委員の柳A先輩?」
池田「あぁ 見て見ろよ」
池田のゆび指す先には確かに2人の姿であった。
池田「行ってみよう!」
そういい、また走りだす
川西「お、おい」
池田「久々知先輩 柳先輩!」
するとその声に2人は気づく
久々知「あれ 三郎次」
柳「左近まで 何してるの?」
川西「学園長先生のおつかいの帰りです」
池田「先輩方は 何をされているのですか?」
久々知「この豆腐屋の豆腐を Aに御馳走してあげようと思って」
池田「あぁ・・・そうですか」
久々知「えっ 何その反応」
柳「俺は分かるよ 三郎次」
久々知「え? だから何が?」
池田「どういう経緯で久々知先輩は柳先輩にお豆腐を?」
柳「本当はこの先の団子を奢ってもらおうと思ったのだが 兵助がここの豆腐屋を見つけてしまってな」
池田「なるほど 想像つきます」
川西「お前 さっきから久々知先輩に失礼じゃないか?(汗)」
池田「通常運転だよ」
柳「三郎次はしっかりしてるね」
久々知「次期火薬委員長」
柳「・・・あれ タカ丸さんは?」
池田「もしかして柳先輩 その団子屋って1年は組の乱太郎から教えてもらいました?」
柳「うん そうだけどよくわかったね」
池田「僕らも 今からそのお団子屋に行こうと左近と話していて」
柳「兵助 今からでも遅くない 団子を食おう」
柳は真剣な顔をして久々知に言う
久々知「え〜 でも」
柳「ハチや勘ちゃんの分も買って 5年皆で食べよう 豆腐は」
久々知「うーん それもそうだね」
池田はこの時、柳が5年全員を巻き添えにして豆腐地獄を少しでも軽減させる方を選択したなと思う。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
91人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 柳葉 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫築かなめ - 終わり、でしょうか,,, (2021年4月3日 9時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柳葉 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年1月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。