背後取り ページ39
4年生は教師陣からある課題を出されていた
滝「つまり 今日中に5年生の誰か1人に髪留め(紐)をとれば課題はクリアというわけか」
田村「私は誰に挑もうか」
綾部「ふぁ〜・・・誰でもいいんじゃない?」
タカ丸「皆 頑張ろうね!」
滝「タカ丸さんは 結構有利な課題ですね」
浜「確かに 髪結いの力の見せ所っ(汗)」
滝「ちなみに5年生は この課題が今日ということは知らない」
田村「誰かが ヘマをしたら昨年行った5年生は 我々に警戒するだろう」
浜「髪留めを 取れそうな先輩はいるの?」
田村「う〜ん なかなか強敵そろい しかし私はこの課題をこなして見せるっ」
滝「私だって!」
この会話をたまたま見てしまった人物がいた。
彼らは4年に気づかれないよう、隠れていた
柳「あ〜 この時期かぁ」
不破「なんで 僕ら 隠れてるの?(汗)」
柳「向こうが「5年生」とかいうから 悪口言われていると思って咄嗟に」
不破「でも懐かしいね〜」
遡ること1年前
当時4年生だった5年は全クラス合同での課題に難航していた
竹谷「っだ〜 こんなの死亡フラグだよ」
鉢屋「骨は拾ってやる 存分に行って来い 七松先輩あたりに」
竹谷「死ねってことか」イラッ
尾浜「そのあたり どうなのさ 七松担当」
竹谷「オレ タントウ チガウ」
久々知「片言?」
鉢屋「真の七松担当大臣は お前だろう A」
柳「俺 大臣なの?」
不破「皆 時代観無視やめようね(汗)」
久々知「俺は 善法寺先輩あたりに行こうかな」
鉢屋「は!? 秀才設定のくせに そこ行く!? そこ行っちゃう!?」
尾浜「じゃあ 俺も善法寺先輩狙いにしよっかな〜」
竹谷「ずっりーぞ 勘右衛門!」
尾浜「早い者勝ちですぅ」
柳「俺 誰にしようかなぁ」
竹谷「だからお前 七松担当大臣だろ」
柳「俺の選択権はどこいった」
竹谷「七松一択」
柳「せめて先輩つけろや」
不破「僕も迷っちゃうな〜 あっ じゃあくじにする? 公平に」
鉢屋「雷蔵〜! さすがだ 私も丁度 今 そう思っていたところだ」
柳「おい」
久々知「ということで 用意してみたのだ」
尾浜「さっすが兵助」
竹谷「おい いつ用意した(汗)」
久々知は6本のこよりにそれぞれ6年生の苗字を記載したものをグーで握り、5人の前に差し出す
尾浜「恨みっこなしだからなぁ」
全員が1本ずつくじを掴み、それを引く
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