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潮江「ここが目的の団子屋だ」
少女は両手を軽く合わせ
少女「やったぁ 潮江さん 立花さん 早く中に入りましょう♪」
そういい、文次郎と私の手を引く
潮江「そ、そんなに慌てずも 団子は逃げんぞ？(汗)」
立花「いいじゃないか 可愛らしくて なぁ 文次郎」
潮江「なっ こ、こっちに振るな」
立花「こっちって お前しかいないだろう 何を言っている？」
かなりテンパっているようだ。面白い。
それに向こうに他の6年とあとは5年もいるようだし、Aの奴もいつまで続けるのやら。
少女「お団子いただいてきました！ お二人共どうぞ」
潮江「あぁ 頂こう」
立花「ありがとう 私もいただくとする」
少女「あ〜ん♪ うーんっ！ 美味しいです/// 幸せ」
団子を持つ逆の手でほっぺを抑え、本当に幸せそうな顔をする
無言でそれを見る文次郎の顔といったら・・・1か月はネタにしよう。うん
少女「でもいいのですか？ 奢ってもらっちゃって」
潮江「あぁ かまわん それくらい」
立花「じゃあ私の分も」
潮江「お前は自分で支払え」
少女「あ〜あ こんなにおいしいならお友達にも食べさせてあげたかったなぁ」
潮江「田舎の友人か？」
少女「はい 仲のいい友人が3人いるんです 私だけ美味しい思いしちゃったなぁ」
にこやかな表情から一転、しゅんとしてしまう。
立花「ここに そのご友人がいれば 文次郎が奢ってやったのに」
潮江「なっ ま、まぁ 4皿分くらいなら(汗)」
立花「だそうだぞ！ お前たち！」
突然、大きい声を発したことに文次郎は鳩が豆鉄砲喰らったような顔をする
柳「勘ちゃん、三郎、ハチ！ 潮江先輩が奢ってくれるって」
潮江「えっ！？ い、今の声」
スタッ
文次郎の後ろに小平太と長次が現れる
潮江「うわっ なんだよ お前ら」
七松「うちの可愛い柳子(りゅうこ)は いかがですかな？」
潮江「その顔腹立つからやめろ」イラッ
長次「文次郎 まだまだ修行が足りない」
潮江「う、うっせぇ！ 長次」
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