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最終話 ページ49

その後


A「うぐぅっ!!は、離れろってばああっ!!」

雷樹「俺は一生お前についていく!!」

A「ついてくんな!切り捨ててやる!!」

享「だよなぁっ!!だってAは俺と一緒にいるんだもんなっ」

A「お前ともいかん!!崖に突き落としてやらあっ!!」

和磨「え?俺を捨てるようなことするわけ?まぁ捨てられても這い上がるけど。だって俺等は赤い糸で結ばれてんだし!!」

A「這い上がってくるな!!その結ばれている糸をハサミで切ってやるよ!!」

海斗「俺の場合はそうもいかねえけどな!!絶対に切れない運命って言葉でつながれてんだし!!」

A「残念だな!!お前もろとも焼き尽くしてやる!!」

聖斗「小さいころ“聖斗お兄ちゃんと結婚する”らしき言葉を・・・」

A「小さい子に夢を持つな!!ただの気紛れだ!!そしてそんなの覚えていない!!」

楓「はいはーい。Aは目を瞑って口と鼻をハンカチかなんかで押さえてねー。」


「「「え、ちょ、何っ!?」」」


アタシは言われた通りに行動する。

すると、シューッとスプレーらしき音。



聖斗「うげっゲホッ・・・」

和磨「・・ンだよコレェッうえぇっ・・」

享「あぁっ分かった・・分かったかもぉぇええっ・・・ゲホォッゴホッ」

雷樹「姉貴ひでぇっぅゴホォッ」

海斗「俺の台詞ねえ・・ゴホッうえぇっ・・」←

楓「ふはっはははっ!!虫よけスプレーが聞いたようだな!!」←

A「何やってんすか姉さん!!」



そう言いながらも、兄が苦しんでるのをいいことに姉の方へ逃げる。

口元から手を離すと、あの何とも言えない変な匂いが部屋中に・・あぁ、いや私たちのいる場所に・・

ガバッと口元に手を戻す。

ど、どんだけやったんだこの人・・・。

そう思い、姉の方へ顔を向けると



楓「うげぇっ!!・・き、キツイ・・・何をしているんだ私はあぁぁ・・・うげほっ・・」←



後悔していた。

本当に何をしてるんだアンタは。

まぁいいや。アタシも多分人の事言えないようだから。



享「くっ・・・まさか虫よけスプレーが来ると思わなかったぜ・・・」

A「さり気にくっ付いてくるな気持ち悪い!!」

雷樹「嫌がるAの顔を好きだあ!!」

海斗「ああでも泣き顔もそそる!!」

和磨「半泣きGJ!!!」

聖斗「写メ写メ・・・」

A「やめてくださいいいいいいいいいいいいいっ!!」


楓「あ、駄目かも・・・(バタッ」←


A「っ!?」



end

作者から→←・175・



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ピーター(プロフ) - 私が読んだときはもう既に完結で一気に読みました。めちゃくちゃ面白くて、シリアスのところもとても感動しました。キャラクターそれぞれが個性的で最初から最後まで楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。 (2020年1月7日 3時) (レス) id: b3c4d73398 (このIDを非表示/違反報告)
しゅか(プロフ) - これを作った作者は天才です!すごい良い小説ですね、最後まで読ませていただきました。 (2017年9月25日 1時) (レス) id: c4a250b144 (このIDを非表示/違反報告)
ふかにゃ - か、神作品だー!!!!!!!!(:.´艸`:.)すごい!!こんな面白いの初めてかもです!!! (2017年1月16日 3時) (レス) id: 2bc4405986 (このIDを非表示/違反報告)
mm. - 結果:不雲崎さんは神だということが分かった。 (2015年6月7日 11時) (レス) id: 8ab3d9ddce (このIDを非表示/違反報告)
ラク - 最後、姉貴はどうなったんだ・・・・・? (2015年5月30日 17時) (レス) id: 794a387368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:不雲綺 | 作成日時:2013年7月2日 15時

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