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あ、あの二人は目がいいというか兄達とは比べ物にはならない・・・。

まず、比べた時点で兄達が負けるのは目に見えてるんだけど。


あの二人に見つかっても何とない気もするが・・・

だがしかし質問攻めや偽物笑顔で何かしら言われる気がする!!



A「アタシにもう逃げ場はないのか・・・あ、一つあったなぁ(遠い目」

楓「やめなさい。冗談でもやめなさい」

A「HAHAHA★冗談な訳ないじゃんかー。」

楓「窓に手をかけるな。」

A「もうアタシの逃げ場はココしかないんだよ。」

楓「人から逃げるってか現実から逃げちゃってるよこの子。」



姉さんが手を掴みベッドに戻そうとする。

ってこれじゃあアタシが病人みたいじゃナイカ!!

違うんだよ、違うんだよおおおおおおおおお!!

あぁ、頭が先に逃げちゃった・・・



トントン


A「姉さん離して離しっ・・」

翔琉「失礼しまーす。あ、やっぱりAちゃん見っけ。」

まほ「・・・いや、先輩。そこじゃない気が・・・窓、窓とA。分かります?」

翔琉「大丈夫、Aちゃんは自殺できないから。」



言ってくれますね先輩。

アタシだって勇気出せばここからポーンと、飛べるんですよ。

でもそこで勇気出すと、他の場所で勇気出せYO!!みたいなこと言われたりね?

分かります?そういうの。

だからアタシはこんなところで勇気をだs―――・・


楓「そうそう。Aは自殺出来ないy(トンッ

A「ちょ、姉さんもたr―――・・ぎゃあああああああああああっ!!」


「「「・・・」」」


A「はっ・・・あ、あぶ・・あぶ・・・」

楓「硬直)・・・」

まほ「おっお姉さぁあああん!!戻ってきてぇぇぇええっ!!」

A「その前にここから降ろしてくれると嬉しいかな、ぁあっ?」



姉さんがもたれると、アタシがバランスを崩し窓から落ちそうになった。

そして姉さんは驚きのあまりか、感情が『無』というように動かない。

なんて自分で考えてると、ふわっと体が浮いた。



翔琉「だ、大丈夫だった?」

A「だい・・じょうぶ・・だと思います・・・」

楓「ハッ)・・・・A−−!!大丈夫か!?」

まほ「いやお姉さんg「楓:言わないで!!(両手で顔を覆う」・・・」


―――、一方兄達―――――


雷樹「・・・・・いねえな。」

海斗「・・・やられた。」

雷樹「だな・・・・やられた。」


「「「・・・・・・姉貴がグル/か・・」」」

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ピーター(プロフ) - 私が読んだときはもう既に完結で一気に読みました。めちゃくちゃ面白くて、シリアスのところもとても感動しました。キャラクターそれぞれが個性的で最初から最後まで楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。 (2020年1月7日 3時) (レス) id: b3c4d73398 (このIDを非表示/違反報告)
しゅか(プロフ) - これを作った作者は天才です!すごい良い小説ですね、最後まで読ませていただきました。 (2017年9月25日 1時) (レス) id: c4a250b144 (このIDを非表示/違反報告)
ふかにゃ - か、神作品だー!!!!!!!!(:.´艸`:.)すごい!!こんな面白いの初めてかもです!!! (2017年1月16日 3時) (レス) id: 2bc4405986 (このIDを非表示/違反報告)
mm. - 結果:不雲崎さんは神だということが分かった。 (2015年6月7日 11時) (レス) id: 8ab3d9ddce (このIDを非表示/違反報告)
ラク - 最後、姉貴はどうなったんだ・・・・・? (2015年5月30日 17時) (レス) id: 794a387368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:不雲綺 | 作成日時:2013年7月2日 15時

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