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享「おい、置いてくなよー。」

A「・・・はぁ。」


何回目か分からない溜息が出る。


昨日までは、聖斗兄、和磨兄、享兄は休むという事だった。

だが

だが!!!

昨日の夜に二人が元の姿に戻ってしまい・・・

これから一週間、アタシの通ってる学校には

姉さんを除く兄妹全員が集まります。

という事は、もう地獄どころではなく大地獄でして・・・


A「まほ、この苦しみが分かるか。」

まほ「さぁ。でも、他の子が羨んでるってのは知ってる。」

A「あの兄達のどこがいいのか・・・」

まほ「まぁイケメンってところが人気なんだろうね。」

A「今すぐにでも下校したい・・・」

まほ「まぁ一週間の辛抱だね。」

A「二週間後には・・うぅ・・・」

まほ「あれってやっぱ学園祭って言うの?」

A「アタシに聞くな。」


行事ってのは学園祭(文化祭?)に似た何か。

正直言うと作者が学校内で兄さん達を出したかっただけ。

出してはいけない裏情報。(ドヤ


まほ「いやー、でもいじめられなくて良かったね。」

A「怖いこと言わないでよ・・・」

まほ「これってあれ?和磨お兄さんのおかげ?」

A「知らないよー・・・・っていうかもう寝る!!時間になったら起こして!!」

まほ「気が向いたら。」

A「ひどいーよー・・・うあー・・・・」


机に顔をのせ窓を眺める。

ああ、空はこんなに晴れてんのに・・・

なんでこうアタシの気持ちは曇っているんだろうか・・・

いや、もうどうでもいいか。うん。

よし、どうにでもなれ!



A「ガバッ)・・・今、兄さんの声しなかった?」

まほ「うん?兄さんって・・えっとー・・・5人もいるから誰か分かんないんだけど。」

A「あの声は・・雷樹兄か海斗兄だな・・」

まほ「あー、あの双子の方。どうだろ、してないと思う・・っていうかブラk・・何でもない」


・・そして、その疑問が確信に変わる瞬間。


「「A−−−−−−っ!!おおおおおおーーーーいーーーっ!!」」


A「先生、保健室行っていいですか!!」←


初めて学校で我を忘れた瞬間。←

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ピーター(プロフ) - 私が読んだときはもう既に完結で一気に読みました。めちゃくちゃ面白くて、シリアスのところもとても感動しました。キャラクターそれぞれが個性的で最初から最後まで楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。 (2020年1月7日 3時) (レス) id: b3c4d73398 (このIDを非表示/違反報告)
しゅか(プロフ) - これを作った作者は天才です!すごい良い小説ですね、最後まで読ませていただきました。 (2017年9月25日 1時) (レス) id: c4a250b144 (このIDを非表示/違反報告)
ふかにゃ - か、神作品だー!!!!!!!!(:.´艸`:.)すごい!!こんな面白いの初めてかもです!!! (2017年1月16日 3時) (レス) id: 2bc4405986 (このIDを非表示/違反報告)
mm. - 結果:不雲崎さんは神だということが分かった。 (2015年6月7日 11時) (レス) id: 8ab3d9ddce (このIDを非表示/違反報告)
ラク - 最後、姉貴はどうなったんだ・・・・・? (2015年5月30日 17時) (レス) id: 794a387368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:不雲綺 | 作成日時:2013年7月2日 15時

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