【転生】並盛最強のシスコン雲雀さんの妹は中学生になりました

むしろ咬み殺して下さい ページ43

沢田「山本!獄寺k…A!?」

貴方「え、あ、うん。よっ!」

私は軽く手を上げて振った。

それに軽くツナも返す

沢田「あ、うん…って違うよ!な、何でAまでこんな所に!?というか隣にいるのって風紀委員長のヒバリさんだよね!?は、ま、まさか人質!?」

雲雀「…ねぇA。あれは何を言ってるの？馬鹿の喋る言葉は分からなくてね…でもどうやら咬み殺されたいらしいのは分かる」

貴方「委員長落ち着いて下さい!」

目が確実に殺ると言ってる!!私は何とか委員長を抑える

貴方「…ツナ、私の名字とさっきツナが呼んでた風紀委員長の呼び方を思い出して」

沢田「え…?…Aの名字は雲雀で…その人はヒバリさん…え、ええ!?ヒ、バリ!?」

雲雀「…煩い」

貴方「気付いた？」

私は笑顔で、兄は不機嫌顔。兄弟見事に真逆の顔ながらも私はツナに問いかけた

沢田「まさか親戚とか!?」

貴方「ううん、この人は私のお兄ちゃんだよ」

沢田「んなああああああッ!?!?」

雲雀「黙れ」

沢田「すみませんでしたぁッ!!」

平謝りするツナに、委員長は仕込みトンファーを構えた｡顔スリッパでひっ叩かれるんだっけ？お兄ちゃん…


それは阻止したいな!!一日中不機嫌とかごめん被るぜ！

私はそう決意するとツナの前に立ちはだかり折り畳み式の警棒を使い攻撃を受け止めた

雲雀「ワオ、そんな物何処で手に入れたの」

貴方「ちょっと知り合いから!」

私は警棒でトンファーを受け止めながらも答える｡流石委員長、攻撃が重い｡あの頃ｽｸを相手に剣を習った事があったから何とか耐えられるけど､ツナが受けてたら意識飛んでたかも

沢田「な…Aスゲー!!」

ツナは呑気に喜んでるけど…私の警棒は一本、委員長のトンファーは二本だ｡このままではその内腹にでも一発来るかもしれない

貴方「あの、委員長…一つ宜しいでしょうか」

雲雀「何?命乞いなら聞かないけど」

貴方「そんな事じゃありません。…私、委員としての仕事、書類の仕事しかした事無いじゃないですか」

雲雀「それが？」

貴方「えーとつまり…私があの子を…えっと」

あの台詞を言うのが恥ずかしくて俯いてくと上からふっ、という声が聞こえた

雲雀「咬み殺したい？」

貴方「は、はい!!それです!!」

というか耳元でとかやめてぇ!?その声で囁くとかやめてぇ!?って感じだけどその瞬間トンファーは離してくれたので良しとする

沢田「な、A…」

ごめんね手加減するから!!

私は警棒を持ち直すとツナの腹を突いた

大誤算→だいごさん→醍醐さん→DAIGOさん→←ツナ…お前KYだな

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