家族(咬) ページ5
貴方「入学式終わったねー!ツナ!」
沢田「だね…」
ツナは少し疲れたように溜め息をついた
貴方「ちょっと疲れたよね、校長の話長かったもん」
沢田「うん。で、これからまた教室戻って先生の話聞いて帰るんだよね」
貴方「あ〜…そうだった…うぅ…眠いよ…」
沢田「あはは…お互い頑張ろう、うん」
二人で苦笑し合うと私達は列に並んで教室に戻った
教師「それでは、明日から頑張れよ」
「「「「は〜い」」」」
キーンコーン…
チャイムが鳴り、やっと帰って良い事に。
貴方「…オワター」
沢田「その言い方は色々違うからやめろよな…」
貴方「はは、何かでも疲れたね〜…」
軽く笑いながらもツッコミを入れてくれたツナに私は笑い返しながら言った
これで人生二回目の中学校の入学式終了か…何か懐かしいようなそうでもないような…?w
ま、あれから結構時間経ってるしこんなもんか、と勝手に納得してるとツナに肩を叩かれた
貴方「ん?」
沢田「あ、あのさ。…今日このあと暇だったら俺ん家来ない?」
貴方「え?」
私が首をかしげるとツナは顔を少し赤くさせながら続けた
沢田「い、いやその!別に予定とかあれば良いんだけど!…うちの母さん、Aの事気に入ってただろ?それで行方不明って聞いた時凄く心配してたから顔出したら喜ぶと思うんだ…俺もずっと心配してたし、会えて凄く嬉しかったから……」
一気に捲し立てると、どうかな?とでも言うような顔をした
貴方「ツナ…」
私は嬉しさで涙腺崩壊しそうだよ…!←
本当に少し目をうるうるさせながらも私は眉をひそませた
貴方「…ごめん!ツナ!…これから私、家族にすぐ家に帰れって言われてて」
沢田「!…そ、そっか…だよね!一度行方不明になってるし家族も心配になるよね!俺こそいきなりごめん!」
貴方「ううん、私こそ。…また誘ってね?」
沢田「あ…うん!うちは大歓迎だから!!」
貴方「良かった…じゃあそろそろ」
沢田「うん!またね」
ツナは私に手を振ってくれた。私はそれに手を振り返しながらも“家族”の元へ行った
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- !?筝処帥障c!!! c絨顄!!茯違眼!!!!!!! (2014年2月12日 18時) (レス) id: 9d9c3bdf6a (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 白詰草さん» お返事遅くてすみません!面白いと言ってくださると俄然やる気が…!←でもやっぱりサブなので更新はゆっくりですが待っていてくれれば幸いです! (2013年10月30日 16時) (レス) id: c2ab0175ae (このIDを非表示/違反報告)
白詰草(プロフ) - お話面白いです!頑張って下さい(*´∀`)/楽しみに待ってます^ ^ (2013年10月26日 13時) (レス) id: 0fa294bf7d (このIDを非表示/違反報告)
舞希(プロフ) - 霧野てるみさん» 惚れて下さい←w (2013年8月19日 10時) (レス) id: cf6c27b758 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 舞希さん» そんなこと言って…もう、惚れちゃいますよ?←でもありがとうございます、自信持っていきますね! (2013年8月19日 0時) (レス) id: cfdb52cbde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧野てるみ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/terumi/?w=1
作成日時:2013年6月30日 14時