【転生】並盛最強のシスコン雲雀さんの妹は中学生になりました

『服装の乱れは心の乱れ』＿＿服装はキチンとしましょう。 ページ32

貴方「おはようございまーす!」

私は登校してくる生徒に少しでも風紀委員への恐怖心を払拭させようと笑顔で挨拶する

生徒「あ、お、おはようござi…ひぃ?!?す、すみませんッ!!ヒバリさん!!」

と言っても隣にいる委員長のせいでその意味は殆ど皆無ですけどね

なんでも新人だからという理由で私の隣に立ってるらしい…新人云々以前に私ってまだ風紀委員じゃない筈だよ？←

私は今服装及び持ち物検索の為に校門前に立たされてる７時という早い時間帯だけど部活の朝練のある人はもう学校に来てる｡そう言えば同じクラスの山本…野球部だっけ｡あんまり話した事なかったけど(ツナを手伝ったりお兄ちゃんを手伝ったりてか関わりもそんなになかったし)イイ奴だなって言うのは分かる｡そんなイイ奴なのによく見る夢小説の裏切り系のでは山本って悪役にされるのが凄く謎だ…と思ってたら目の前に爽やかオーラが流れてきた

お、噂をすればってやつ?

山本「よっ、雲雀」

貴方「あ、山本君。おはよう!」

山本「おう、おはよ。今日は早いのな!」

あんまり話した事ない私にも挨拶してくれる山本はやっぱりイイ奴だと思うよ、うん。イイ子や…私もこんな息子が欲しい、と少し場違いな考えが浮かぶ｡でもあんまり仲良くない→名前呼びじゃない→雲雀って呼び捨てになる訳で

雲雀「一年が呼び捨てなんて((貴方「私の事ですよ委員長!」

山本「?」

はい、委員長がお怒りです←
まあ咄嗟に押さえたけどね。この人頭良いんだから分かると思う。てか山本の天然っぷり凄いなおい、少し?飛ばしてるだけでﾆｺﾆｺしてるぜ…

貴方「あ、あのね。今風紀委員会で服装と持ち物検査やってるの、鞄貸してくれないかな」
山本「お、良いぜ!でもまだ委員会とか決めてないのに…風紀委員会の手伝いか？」
貴方「ま、まあそんな所かな!」

あはは、と乾いた笑い声で誤魔化す私を疑いもせず山本はそっかーと返す｡天然で良かった!(歓喜)

貴方「じゃあ失礼して…委員長、どうぞ」雲雀「うん」

色々調べるのは委員長、私は横で名簿にチェックする係です。流石に新入りだしね｡すると委員長はここぞとばかりに攻めていた

雲雀「持ち物は問題ないようだけど…山本武、ネクタイはどうしたんだい」
山本「あ〜…朝早かったしこれから部活でどうせ脱ぐし、外してきました」
雲雀「部活を頑張るのも良いけど部活に現を抜かし過ぎて風紀を乱すようなら咬み殺すよ」
委員長は殺気ﾑﾝﾑﾝだ｡今にもかみころ☆してしまいそうである←

死亡フラグ乱立中！→←パパパパン♪朝はパン♪(フランスパン以外に限る)

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