【転生】並盛最強のシスコン雲雀さんの妹は中学生になりました

可愛いなんてものじゃない。 ページ30

貴方「なんじゃこれ」

やっと目が冴え始めた頃私が持っていたのは缶コーヒーとセーラー服でした

そういや我らがヒバさん…つかお兄ちゃんが風紀委員の制服だーとか言ってたっけ…？しかも仕事あるっぽいし

貴方「…取り敢えず着替えた方が良さそうかな」

風紀委員になるの了承したの私だしね、とか学ラン着ないのかとか色々思うとこはあったけど咬み殺されるのはごめんだから私は素早く着替えた

てか黒セーラーって…ヒバリさんって実は萌えがよくお分かりで…？←

黒セーラーと言えば地獄少女の閻魔あいちゃんだよね！！可愛い！！←

って私の容姿&年齢じゃ可愛いもクソもないけどね！だってあれだよ！？前世との年齢とか合わせてごらんよ…凄く悲しい事になるから。寧ろ哀しいから←

雲雀「A、着替えたかい」

貴方「あ、はい」

外から声がかけられ、返事を返すと雲雀さんは部屋に入ってきた。私は座っていたソファから急いで立ち上がる

雲雀「っ…うん、大丈夫そうだね」

貴方「え…あの、え？」

雲雀「じゃあ行こうか、そろそろ生徒が登校し始める時間だ」

淡々とそう言うとお兄ちゃんは私の腕を引っ張って外に歩き出した

セーラーに関してはノーコメントですかコノヤロー←

貴方「ちょっと…待ってよお兄ちゃん…!」

てか腕章まだ付けてないぜ!と呼び止めたけどヒバリさんは凄く不機嫌そうな顔で振り向き黙って此方を睨んだ

雲雀「違う」

貴方「はい?」

口頭一番に違うって言われても…

解らない、と傾けると彼は溜め息を吐いた

雲雀「今は一応仕事中だからお兄ちゃん呼びはだめ。呼ぶなら恭弥か委員長にして…良いかい」

貴方「う…はい、委員長」

委員長は私の耳元で囁き、返事を聞くと満足げに頷いてからまた学ランをなびかせて歩いた

公私混同はダメ!とかちゃんと考えてたのかこの人…←

てかそんな事聞いてたら尚更風紀委員って会社っぽく感じるわぁ…

貴方「………って、委員長待って下さい!!」

あ、呼び方に釣られて敬語になった。まあ、良いか。立場上おかしくはない。

私は我らが委員長の背中を安全ピンで腕章を止めながらも走って追いかけた

パパパパン♪朝はパン♪(フランスパン以外に限る)→←ヒバリさんのキモチ[一部訂正]

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