ヒバリさんのキモチ[一部訂正] ページ29
色々あって数日後。
私は早朝の6:30に何故か並盛中の応接室にいた
朝早くにお兄ちゃんに起こされて朝食を済ませたら此処に連れてかれてた。いつの間に…って感覚はあったけどこの人にできない事は無いよなぁ…と半分位呆れの色が出た
貴方「ふあ…眠い」
雲雀「我慢して」
貴方「!…う、うん…!」
私はソファに座り目を擦ってたけどその鋭い一言に無理矢理目を開ける。それでも眠いものは眠くて少し頭が痛い
それを見かねた(?)ヒバリさんは私の隣に腰かけて頭に手を回し優しく撫でた。その手付きは逆に眠たくなるけど、安心出来て自然と頭をお兄ちゃんと肩に擦り寄せた
雲雀「っ…そんなに眠いなら珈琲飲む?」
雲雀said
擦り寄ってくるAが猫みたいで可愛くて僕は手で頭を固定しそのままの姿勢にさせて、また頭を撫でた
Aはただでさえ眠たそうだった目を更に気持ち良さそうに目を細めた。Aは頭を撫でられるのが好きらしい。覚えておこう。
……じゃなくて。
雲雀「A、起きて」
ニヤける口を手で押さえて僕はAの名前を呼んだ。この小動物的可愛さはどうにかならないか。Aの可愛さに殺られるところだった。今日は大事な仕事もあるのに。
雲雀「ほら、珈琲」
僕は手元にあった缶珈琲をAの口元に持っていく。Aはそれに気付くと珈琲を受け取り、少し飲んだ。…今更苦いの平気か心配になったけどAは普通に飲んでたので一先ず安心。
僕はAをちゃんとソファに座らせると立ち上がり『あるもの』を取り出した
雲雀「A、今日は服装検査がある。君にも風紀委員として参加して貰うからね」
貴方「う…ん」
雲雀「風紀委員だから風紀委員会の制服を着て貰う。Aが嫌なら別に仕事中だけでも構わないよ、腕章は付けて貰うけど」
僕は眠そうながらも話を聞いて頷くAに頭を撫でると風紀委員会の制服…セーラー服を渡した
雲雀「じゃあ僕は見回りに行くからその間に着替えておいて」
貴方「は、い…ヒバリ、さん…」
雲雀「…君も雲雀でしょ」
草食動物のが移った?と溜め息を吐きつつ頭を撫でるとAがまた嬉しそうな顔をして僕の機嫌は自分でも分かるくらいによくなった
可愛いなんてものじゃない。→←山本の天然はもはや罪に値すると思うんだ…(遠い目)
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- !?筝処帥障c!!! c絨顄!!茯違眼!!!!!!! (2014年2月12日 18時) (レス) id: 9d9c3bdf6a (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 白詰草さん» お返事遅くてすみません!面白いと言ってくださると俄然やる気が…!←でもやっぱりサブなので更新はゆっくりですが待っていてくれれば幸いです! (2013年10月30日 16時) (レス) id: c2ab0175ae (このIDを非表示/違反報告)
白詰草(プロフ) - お話面白いです!頑張って下さい(*´∀`)/楽しみに待ってます^ ^ (2013年10月26日 13時) (レス) id: 0fa294bf7d (このIDを非表示/違反報告)
舞希(プロフ) - 霧野てるみさん» 惚れて下さい←w (2013年8月19日 10時) (レス) id: cf6c27b758 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - 舞希さん» そんなこと言って…もう、惚れちゃいますよ?←でもありがとうございます、自信持っていきますね! (2013年8月19日 0時) (レス) id: cfdb52cbde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧野てるみ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/terumi/?w=1
作成日時:2013年6月30日 14時