【転生】並盛最強のシスコン雲雀さんの妹は中学生になりました

雲雀「僕の並盛に変態及び変質者は要らない…という事でアイツ咬み殺すから」貴方「やめたげてよぉ！」 ページ19

持田「来やがったな変態ストーカーめお前の様なこの世のクズは天が見逃そうがこの俺が見逃さん!!成敗してくれる!!」

私は偉そうな先輩に近付くと耳元でこっそり囁いた

貴方「はは、何言ってるんですか？その台詞ぜーんぶ、そっくりそのままアンタに返しますよ？アンタの顔の方が変態ストーカーって名前似合いそうな感じに下品ですし(ﾎﾞｿｯ」

沢田「わわA!!」

持田「何だと!?てか誰だお前は!!」

怒った餅野郎はツナから私に目線をずらした

貴方「名乗りませんよ、せーんぱい。ｱﾝﾀに名乗ったら少しの事で恨まれてそれこそｽﾄｰｶｰされそうだしね(ﾋｿｯ」

睨んでそう言ってやるとツナが焦ったように私の腕を掴んだ

沢田「ちょっとA!言い過ぎだよ!!」

貴方「だってコイツがツナの事悪く言ったから本当の事言ったんだもん(ﾋｿｯ」

そう言うと持田はブチ切れたみたい

雲雀「!」

持田「なっ…少し美人だからって調子に乗るなよ!!」

私に向かって竹刀を振り上げた。…あのー、私、一応…

貴方「先輩ったら馬鹿なのは面だけじゃなくて中身もなんですか…？(ﾋｿｯ」

持田「かはっ…!!」

ヴァリアーなんですが。

私は振り上げられた竹刀事腕を素早く右腕で捕まえるとぐっと自分の方に引き寄せて近付いた持田の腹に一発蹴りをお見舞いした。結構強めに。

でも多分見かけ上は転けて倒れ込む持田に私が思わず蹴りを入れた正当防衛に見える筈だ

貴方「全く…女の子に手を上げるなんて最低ですよ？京子守りたいならそれ位の常識持って下さいよ(ﾎﾞｿｯ」

私は痛みにしゃがみ込んでる持田にそう囁くとツナを見た

貴方「ごめんね、手間取らせて。…さ、続けて？私この人苦手だからあっちで見てる」

沢田「う、うん、そっか分かったよ」

やっぱり骸ボイスだからかなぁ…あの調子でツラツラ語られるのイライラするんだよね…

てか私全部小声で話してたから皆から見ればいきなり怒鳴られていきなり竹刀振られた可哀想な子だし

そんな事を考えながらも私は一人で体育館の隅辺りに行った

立ち直った持田は私がいないのを良いことにどんどんとルールを捲し立てた

しかも京子を商品扱いしやがってぇ…(ｷﾞﾘｨ…←

…アイツあとでもう一度殴ろう。うん記憶無くなる位←

持田「行くぞ沢田!」

そう声がかけられ勝負が始まった瞬間、肩に僅かな重みを感じて振り返った

中国では愛人=恋人らしいぜ。→←持田=くふふ国のサンバ族のナッポー人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す