【Ｇero】涙をぬぐってくれたのはアナタでした･･･【歌い手】

３４楽章目 ページ36

女「先生!!それ本当ですか!?」

ス「俺が嘘つくとでも思うのかよｗｗｗ」

(人１)「思います」

ス「お前は俺に対してさっきから悪態しかついてないな
　 ちょっと来い」

スズムの所へいくと耳元で

ス「理事長への俺の株が上がるんだよ･･お願いだ!!協力してくれ!」

(人１)「もちろん嫌」

ス「ま、そういうな･･･そうだ、次の曲のMIXとｴﾝｺｰﾄﾞもやってやるから」

(人１)「仕方ないな」

忘れてるかもしれないがこいつは相当腕が立つMIX師だ
やってもらったほうがいい

ス「相変わらず寝返りは速いなｗｗｗ」

(人１)「うるさい」

(人１)「もうすこし工夫できませんか？案を出して下さい」

葉「急にどうしたんや？ｗｗ」

(人１)「ちょっとな･･･」

いざ決めるとなるとみんな案が思い浮かばないようだ
なら･･･

(人１)「私からひとつ提案があります
　 ”歌”はどうですか？」

女3「歌？」

(人１)「カラオケも置いてお客に歌ってもらったり、店側がライブみたいにして歌います」

うちの学校は無駄に装備がいい
教室ひとつひとつが大きいし防音設備もある

特別教室さえ取れればかなわないわけじゃない

男「いいと思うけど、店側がだすにはどうするんだ？半端の歌じゃだめだろ」

女2「それとも、千桜さんが歌うの〜？(ｸｽｸｽ」

(人１)「もちろんです」

この提案をしたのは私だ、だから歌う覚悟はできている
人前で歌ったことはないが少しは自分の歌に自信が持てるようになった

だから、この挑戦は私を大きく変えると思ってる

女2「いいじゃんｗｗやろうよ、カラオケ&コスプレ喫茶!!」

女3「下手は下手で盛り上がるし」

まわりからも賛成する声が聞こえる
たぶんこれはクラスの優勝より私が恥をかくのをみたいだけだろう

(人１)「あと、葉宮も歌うよね」

葉「ええけど、疑問符･･忘れとるで･･･」

男2「うわ･･･葉宮かわいそ」

(人１)「もちろん私一人で歌う曲もつくるので」

これなら文句はないだろう

(人１)「では･･うちのクラスは「カラオケ&コスプレ喫茶」に決定です。
　 明日から配役を決めるので考えといてください!!解散!!」




静かになった教室には私とＧeroしかいない

Ｇ「よかったん？喫茶店のこと」

(人１)「別に、私を誰だと思ってるよ。成功させて見せるわ」

Ｇ「ははっやっぱり相変わらずやなぁ」

(人１)「元の性格だからね」

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