30楽章目 ページ32
そらるside
今・・・なんて言った・・・
殺される?親が子供を?
(人1)「お父さんはいつも私に暴力をふるってたしお母さんは見てるだけで助けてくれなかった
いつもお前が悪いって言った」
ぽたぽたと彼女の目から涙が流れる
(人1)「だから、頑張ったんです。テスト、運動、お手伝い、やるだけやった
・・・だけど一度もほめてくれなかった、それどころか暴力や暴言は増える一方だった」
(人1)「でも、頑張ったんだよ、きっとどこかでは私を愛してくれるって
いつかは三人仲良く暮らせるってだから頑張った
でも、お母さんもお父さんも最後まで私を愛してはくれなかった
せめて、名前だけでも呼んでほしかった!!!!
嘘でもいいから愛してるって言って欲しかった!!!!」
ここまで叫ぶ彼女を見るのは初めてだし、想像もしてなかった
すごい勢いで泣く彼女をなだめるのは俺の役目じゃない
たぶん今も聞いてるだろうな
仕方ない、面倒だが背中くらいは押してやるか
そ「Gero、そこにいるんだろ?」
そういうとすぐに入ってきた
G「すまんなぁ・・・ずっと聞いてたんや」
そ「俺は退散させてもらうから、あとよろしく」
それだけ言うとキッチンへ向かった
(人1)side
そらるさんが出ていくと同時に暖かいものに抱きしめられた
G「大丈夫や、大丈夫」
その言葉が深く安心する
泣きついた、今までためてた分だけ吐き出すように泣いた
あぁ、この涙は誰かがいないとながせられないのかな・・・
どのくらい泣いていたのだろう
どうやら泣き疲れて寝てしまったみたいだ
さっきから身動きができない・・・tk、私何してたんだっけ?
ふと、上を見上げると・・・
(人1)「っっっっっ!!!///////
危ない・・・叫びそうになった
そういえば抱きしめられてたんだっけ
やだ・・・いそいで死にたい←
恥ずかしくて顔が今真っ赤だと思う
でも、悪い気はしなかったし安心感はかすかにあった
G「ん・・・起きたんk…ああああ!!ちょっすまん・・・」
Geroも忘れていたのか急いで離してくれた
正直に言うとかなりきつかったから助かった
G「昨日のこと・・・覚えとるか?」
(人1)「うん、はっきりと」
G「勝手に聞いてすまんかったな」
(人1)「聞かれて困る内容じゃないわ」
G「大丈夫か?」
(人1)「何が?」
G「あの・・・そのさ・・」
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アニメ大好き - 凄く面白かったです!続きが気になります! (2015年5月11日 22時) (レス) id: 99b142448d (このIDを非表示/違反報告)
紫水晶(プロフ) - ありがとうございますwwwwなんで覚えてないんだろう・・他の小説にもそんなかんじでボケ淹れてみますww (2013年7月27日 20時) (レス) id: 51a51c843a (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - 十一楽章です! (2013年7月27日 0時) (レス) id: 1016f630cc (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - ちょい待ってください♪探してきまーす! (2013年7月27日 0時) (レス) id: 1016f630cc (このIDを非表示/違反報告)
紫水晶(プロフ) - ららさん» ありがとうございますwwってどこで掻いたか覚えてないwwwどこで書いたかおしえてください← (2013年7月27日 0時) (レス) id: 51a51c843a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫水晶 x他1人 | 作成日時:2013年4月10日 1時