19楽章目 ページ21
真っ暗な教室に泣きながらうずくまっていた
急に暗闇が子供の形になり、笑い出した
”死ね”
”相変わらず汚らしいわね”
”近寄んな!!この淫乱女!!”
やめて・・・なんで、蹴らないで
殴らないでよ
”(人1)ちゃん、私たち友達よね”
”アンタと友達?そんなのウソに決まってるじゃない”
友達と思ってたのは私だけ?
”信用してよね、親友でしょ?”
”あんな言葉でだまされるなんて、ばかねぇ”
信用した私が馬鹿なの?
分からないよ・・・やめてよ!!聞きたくないよ!!
助けて!助けてよ!!!
泣き叫んでも誰もこないし、無残にも笑い声でかき消される
ダレカタスケテ・・・
(人1)「ハッ・・・ハァ、ハァ・・・」
夢・・・
まだ、やだよ・・・怖い・・・怖い怖い怖い
いきなり手を差し伸べられる
G「大丈b(パシッ」
『大丈夫?ひどいよね・・』
朱離・・
って、えっ?
G「大丈夫か?」
Gero・・・
(人1)「ご、ごめん・・・」
G「いや、随分うなされてるようやったし・・・
悪夢でも見たんか?」
(人1)「ちょっと・・・昔のことをね・・・」
G「ほい」
そういって出されたのはココア
G「また淹れたんやwww」
手から暖かさが伝わる
(人1)「ありがとう」
G「素直にお礼を言われると照れくさいわww」
(人1)「じゃ、もう言わない」
G「嘘、嘘やって!」
(人1)「冗談よ」
G「汗すごいで、タオルいるか?」
よく見ると結構汗をかいていた
(人1)「うん、よろしく」
G「ほいっ受けよー」
そういって投げてくる
(人1)「なげんなって!!」
G「はいはいww・・・お前・・・昔何かあったんか?」
いきなりの言葉に言葉を失う
いったらどうなるんだろう、避けられるのかな
それだけは・・・
G「まぁ、言いたくなかったら言わんでもええで
でも、ひとつだけいっとくで
俺はお前がどんな風に生きていても、離れないからな」
その言葉だけでもどれだけ救われただろう
大分呼吸も落ち着いた
(人1)「ごめん、今は話したくない、心の整理がつかないの
いつか話すとき、聞いてくれる?」
G「もちろんや」
こんなわがままな私を受け入れてくれるGeroの笑顔はとても眩しかった
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アニメ大好き - 凄く面白かったです!続きが気になります! (2015年5月11日 22時) (レス) id: 99b142448d (このIDを非表示/違反報告)
紫水晶(プロフ) - ありがとうございますwwwwなんで覚えてないんだろう・・他の小説にもそんなかんじでボケ淹れてみますww (2013年7月27日 20時) (レス) id: 51a51c843a (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - 十一楽章です! (2013年7月27日 0時) (レス) id: 1016f630cc (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - ちょい待ってください♪探してきまーす! (2013年7月27日 0時) (レス) id: 1016f630cc (このIDを非表示/違反報告)
紫水晶(プロフ) - ららさん» ありがとうございますwwってどこで掻いたか覚えてないwwwどこで書いたかおしえてください← (2013年7月27日 0時) (レス) id: 51a51c843a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫水晶 x他1人 | 作成日時:2013年4月10日 1時