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「君たちは麻薬密輸組織の幹部、で間違いないかな?」
「誰が言うか!」
手錠の代わりに縄で拘束されても尚抵抗するリーダー格の鼻先に白い粉を突きつける
「じゃあ質問を変えますね。これ、麻薬だよね?」
「ちがっ…こ、小麦粉!小麦粉だ!!」
「…ふーん…じゃあ燃やしてもいい?」
ライターをチラつかせる私に脂汗をかき始めた男。
「ダメだよね?コレは燃やしたら有害な煙が発生する。間違いなくここにいる全員中毒になるよ…それが分かっててそんな焦ってるんでしょ?」
一応応急処置はした幹部2人を見下ろして、リーダー格の目を見る
「あの2人、早く自首しないと大量出血で死んじゃうかもよ?」
「撃ったのはお前だろ?!」
「君たちも撃とうとしたでしょ?あれは殺すための銃弾、私のは制圧のための銃弾…正義、だよ」
項垂れた男に勝利を確信した瞬間、背後から風見の焦る声が聞こえた
「今すぐ麻薬を持って外に出てください!!!」
「…どうした?」
私の疑問はボストンバッグを押し付けてくる手に遮られた
「爆弾です!!あと2分で爆発します!」
咄嗟にボストンバッグを押し返す
「人質と犯人の連行、麻薬の押収を!私は他に麻薬が無いか探す!」
「ちょ…Aさん!!!!」
風見の声を背中に受けながら、鉄筋コンクリートの中を走る
もし麻薬に着火したら、麻薬の成分を含んだ有害な煙が周囲一帯を包み込む
…それは、それだけは絶対に避けなくちゃいけない!
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まめもやし - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます。すぐに修正致します…! (6月18日 9時) (レス) @page39 id: b87ba5c8ac (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - カフェ定員じゃなくて、カフェ店員です。 (6月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
まめもやし(プロフ) - ふゆなさん» 遅くなってすみません…ありがとうございます! (2022年6月4日 22時) (レス) @page6 id: b87ba5c8ac (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 続編おめでとうございます!!、 (2022年5月30日 7時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめもやし | 作成日時:2022年5月28日 19時