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なんだか心地よい夢を見ていた気がする
お父さんとお母さんとヒロ兄が笑ってた。それに、警察学校のみんなとエレーナ先生たちも。
なんでタカ兄と零はいなかったのかな？
…ああ、そっか。他のみんなはもういないんだ…
ぼやぼやする視界がはっきりしていくに連れて、なぜか明るい金色が目の前に広がる
「ん…起きたかA…痛！？」
ああ、思わず平手打ちしちゃった…
でもしょうがないよ、近すぎるんだもん
「な、な、なんで零と一緒に寝てんの！？まさか…変なこと、した…？」
「してないしてない！！誓って何もしてない！」
勢いよく首を振る彼の頬は手形に赤くなっている
…ちょっとやりすぎたか…
＿＿＿＿＿＿
「ねえ安室さん。その頬どうしたの？」
「ああ、朝から襲撃を受けたんだ。人の話を聞かない凶暴な女性のね」
…凶暴女で悪かったね！
こちらをジト目でなじってくる透を睨み返す
結局あの後事情は説明されたけど、全然覚えてなかった
「…それって大丈夫なやつなの？」
コナン君もやめて？
こっちのメンタル削るだけだからね？
「大丈夫だよ、慣れてるからね」
ふーん、と言ったコナン君の目がこちらに向いた
あれ？なんでバレてるの？
「Aさんあんまりやりすぎるのも良くないと思うよ？」
「僕もそう思う」
「…金髪ゴリラに言われるのが一番イヤなんですけど」
思わず思っていたことが外に漏れて、透の額に筋が通ったところで轟音が響いた
はっとして外に出ると、乗用車が一台歩道に突っ込んでいる
そのバンパーの先には倒れる若い女性の姿
「A！警察と救急車！」
「言われなくとも！」
女性に駆け寄る透と小さな探偵くんの背中を見守る
…さて、お手並み拝見といきますか！
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紅 - 面白いです！頑張って下さい。応援しています。後、いきなり、すいません。m(_ _)m (8月23日 12時) (
レス) @page43 id: 2876b83137 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 初めまして！素敵な作品をありがとうございます。これからも頑張ってください👊🏻💗 (2022年5月12日 17時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめもやし | 作成日時：2022年4月12日 20時
