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監視対象の影の活躍を見た後、彼らと別れて本来の職場へと向かう
透改め零が白いRX−7の中で、少年のことを考える
「あの子ほとんど暗号解いてたよね?毛利探偵はヒント付きで解いてたよね?」
「ああ、だから監視対象なんだ」
「でも正体バレてるんでしょ?意味あるの?」
隣でハンドルを握る手に力が入ったのが見えた
「…僕はあの少年の正体を知りたいだけだ」
まあ、確かにそう。
今日見て分かったけど彼の知能は小学校1年生を有に超えている
小学生にしては聡すぎるよね…
「そろそろ着くぞ」
地下駐車場に車を停めると、私の同僚・風見裕也が出てきた
まぁ、名目上の同僚で実際は彼のほうが年上で、立場は私の方が上なんだけどね…?
「降谷さん、諸伏さん。調査案件が解決しました」
「ありがとう風見、次の案件を頼む。それと…」
建物に入る前からキビキビと指示を飛ばす彼はもう完全にゼロの顔
私も引き締めなきゃ!
頬をパチリと叩いて、仕事モードに移行する
私の本職は警察官。
と、言ってもその立場は特殊で警察庁警備局警備企画課_通称ゼロ_に所属している警部補
表舞台には出れないけど、国家の安定を守っている
…国家の犬とか言われがちだけどね…
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紅 - 面白いです!頑張って下さい。応援しています。後、いきなり、すいません。m(_ _)m (8月23日 12時) (レス) @page43 id: 2876b83137 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 初めまして!素敵な作品をありがとうございます。これからも頑張ってください👊🏻💗 (2022年5月12日 17時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめもやし | 作成日時:2022年4月12日 20時