検索窓
今日:3 hit、昨日:143 hit、合計:125,783 hit

ページ38

木箱を閉じて、ふぅと息をつく
なんだかあの頃に戻りたくなっちゃったな…
でも、もう絶対に戻れない

…たまになら振り返っても許される。
そうだよね、零?

残りの写真はまたの機会にしよう
滅多に使うことがない棚の中に木箱をしまった


あー…明日もポアロかぁ…
しかも明日は零がいないから梓さんと2人…

正直、あまり女性は得意ではない

警察学校時代は周りが彼らしかいなかったし、それ以降に親しくなった女性は佐藤ちゃんだけ。
それ以前は…
あんまり思い出したくないな…

「…そろそろ寝よ」

時計に目をやると、長針が2に触れていた

自分の家なのにどこか他人のもののような。
冷たいベッドに身体を横たわらせる。

部屋の静けさは追憶の明るさとの違いを明確にしてしまう


…明日は梓さんと仲良くなれるように頑張ろう


ベッドが体温でじわじわと温まっていった頃にはもう眠りについていた



________


これから定期的に警察学校編が挟まります

お楽しみに!

・→←#



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
304人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 面白いです!頑張って下さい。応援しています。後、いきなり、すいません。m(_ _)m (8月23日 12時) (レス) @page43 id: 2876b83137 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 初めまして!素敵な作品をありがとうございます。これからも頑張ってください👊🏻💗 (2022年5月12日 17時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まめもやし | 作成日時:2022年4月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。