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梓さんと雑談しながらカップを磨いていると、ドアベルがけたたましく鳴り響いた
「あら?コナン君?どうしたの?」
梓さんが即座に対応しているけど、少年の目線はこちらに向いている
カップを置いて、彼の目線の高さにしゃがむと耳打ちをされる
「Aさんって怪盗とか興味ある?」
怪盗…?
そう言えば流し見ていたニュースで怪盗キッドが出るとか言っていたような…
どちらにしろ警察官として、略奪行為は見逃せない
思えばこの少年はキッドキラーとかいう異名も持っていた気がする
「…あるわよ」
「じゃあ、今から一緒に博物館行こ?」
無邪気な笑顔を浮かべるコナン君をジト目で見つめる梓さん
「困るよコナン君…安室さんもよく休むのにAさんまで連れて行かれたら…」
「ごめんなさい梓さん!今日だけは許してください〜!」
両手を顔の前で合わせると、渋々了承してくれた
…今度美味しいコンポートでも作ろ…
_______
「コナン君これはどういうこと?」
「これはコッチの台詞じゃ!アンタ誰やねん!」
博物館の前に現れたのは、いつもの毛利探偵御一行と見知らぬ男女
いや、青年の方は知ってるかな?
確か西の高校生探偵とか言われてる服部平次くんだ
「毛利さんの一番弟子の助手の諸伏です」
「なんやややこしいな…服部平次や。んで、こっちが」
「幼馴染の遠山和葉です!」
あ…かわい…
関西のイントネーションの自己紹介に思わず心が和む
「お前ら行くぞー」
今から宝石を見に行くとは思えないくらいフランクな口調で毛利探偵が言い放つ
さて、世界最大級のコンクパール
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紅 - 面白いです!頑張って下さい。応援しています。後、いきなり、すいません。m(_ _)m (8月23日 12時) (レス) @page43 id: 2876b83137 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 初めまして!素敵な作品をありがとうございます。これからも頑張ってください👊🏻💗 (2022年5月12日 17時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめもやし | 作成日時:2022年4月12日 20時