カノ「全然僕らが出ないのが気になってる。」貴音「同感。」ルミ「な、なんかすみません…一応ルナ姉が主人公なんで…」セン「おいおい、慰め謝罪になってないよ…はぁ、『夏の日の忘れられない物語』。ぜひ見てくださいね。」全『いいとこ取りすんな！』 (ページ12)

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四十八話ページ12

ルナ「最初の始まりは、スミレというメデューサだった

スミレは元はもう一人のメデューサと生まれた

でも、スミレは全く別の場所へ飛ばされた

それが、イトユウデイズ

本来ならスミレが作り始めるはずなんだけど、イトユウデイズはスミレが生まれた時から存在したの

まぁ、スミレも最初は仕組み？が、わかってなかったからなんとも思ってなかったみたいだけど

それからかなり仕組みが分かってきて、違和感を感じ始めたんだって

それで、凝らすで他のデイズがないか調べたの

そして出てきたのが、カゲロウデイズ

そこには、アザミっていうメデューサがいたらしいよ

ほとんど同じ能力と思っていたら、ある事に気づいた

こっちには、神の蛇がある事に

あっちの冴えるはかなり悪を突っ走ってるけど、神の蛇は何も欲望を持たなかった

だからこそ、８月１５日に死んだ人を取り込む事で能力を与える…

それが神の蛇だけできなかった

だって、欲望がないんだもの

何も欲望を持たない人に与えるから、欲望がない人が現れるのを待つしかなかった

きっと長くなるだろうとスミレは思っていたらしいんだけど、

意外にすぐ現れたんだ

それが私

その時に、スミレが教えてくれたんだ

あの歌を…」

イトユウデイズの歌には、一つの意味があるって言ってた

確かその理由は…

『お前…望みがないんだな。』

『…生きていれば、人生楽しいもんなんです…』

『…お前に一つ歌を灼きつけさせよう。』

『歌…？』

『その歌はな…

世界に憧れた者の涙から生まれた曲なんだ

…目を覚まし、奏でてくれ…

その者の最後の言葉を…』

ラコ「…ナ…ルナ‼」

ルナ「は、はい！」

ヒカ「大丈夫か？すげーボーっとしてたけど。」

ルナ「う、ううん！気にしないで！」

モカ「…スミレの事は聞いてたけど、アザミって人とかカゲロウデイズの事は知らなかったな…」

ナイ「それを、どうするか…だけどな。」

セン「…スミレって人に会えたらいいんだけどね。」

ルナ「そうだねー…」

ミカ「…とりあえずみなさん。この話は、みなさんの中に留めておくとして、いつも通りを過ごしませんか？」

火「賛成！シンミリは合わないよ！ね！」

キサキ「だね！そうしよ！」

アオ「それじゃ、ご飯食べにリビング戻ろっか！」

ルナ「あっ！私掃除してから行くから先行ってて！」

ゾロゾロ…

『…いいのか？言わなくて。』

ルナ「うん…“スミレ”」