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「お弁当箱無いなあ…ボスのやつ買いましょうか。ここは上に百均があるからそこで見てみましょう」
この先外でお弁当とか持ってって遊びに行くかもしれないし！
笑いながらそう続けると手にしたカゴを持ち直そうとし、しかしそれは私の腕から優しく取り上げられた。カゴを代わりに持ってくれたその張本人は、私の頭を撫でながら穏やかな声でこう言った
「かもしれない、ではなく、必ず行くのだ…A。」
「……はひ」
ううむ、いちいちかっこいい。どうしてそんなにイケメンな事が素で言えるのだろう。私達は買い物もそこそこに、ボスのお弁当もちゃんと購入して帰路に着いた
ーー
夕飯後、ボスが洗い物を終えお風呂に入っている最中、私は少しドキドキしていた。
明日はそうなるかもしれない。いやそうなるだろう、だってそうならないはずがない。むしろそうならなかったら拍子抜けだ。だが今日はどうだろう。するの？しないの？ボス…
悶々とテレビの内容も頭に入ってこないまま、ボーッとボスの帰りを待つ。ど、どうしよう…どっちなんだろう…
変に期待しすぎるのも…問題かな。昨日初夜を終えたばかりなのだから……いや、うーん…
「ああ、私はいつからそんな不純な人間になってしまったのでしょう…」
正直幸せいっぱいな感じだった。痛くないならどうなるのだろう。もっと知りたい。ボスともっとくっつきたい。ああ〜
「上がったぞ、A」
「はあい！じゃあどうしましょう！」
思わず声を大きく返答する。ボスは乾かした髪を縛った状態でめちゃくちゃ色っぽく私の隣へ腰掛ける。おお…かっこいい
「ぼ、ボスーっ」
「フフ、なんだ？甘えたいのか？」
私は彼を直視できずに目を閉じて抱きついた
「…今日、は……その…」
「……」
クッ、と喉がつっかる。頑張れ、覚悟を決めろ！私！
「し…す、するん、ですか……？」
しませんか？はちょっとダメだった。私はそろり、とボスの顔色を伺おうとして、しかし身体がピクリとも動かせないことに困惑した。ボスが私を離してくれない
「……お前の身体を案じ、今日は手を出さずにいるつもりだったのだがな…」
ボスは表情を見せてくれないまま、子供を抱っこするようにして私を持ち上げると、私を寝室へ運び込んだ
「ちょ、えっと…あの…」
満更でもなくちょっと確信犯だった私は、特にそれに抵抗するわけでもなくボスの首に手を回した
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
