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無事お互いの今日の勉強が終了し、休憩がてらの映画観賞で時間を潰し、夕飯も仲良く終わらせた頃。ボスは洗い物を終わらせて濡れた手をタオルで拭っている
ありがとうございます、と声をかけると同時に、私はツキ、と下腹部に走った痛みに身体を硬直させる。痛い……そういえば今月はまだアレが来ていない。そろそろ時期か、買い貯めしておいたアレももう少ないかもしれない。早いうちにネットで注文しておこう
「どうした、具合が悪いのか？」
私の険しい表情に心配するような声をかけるボス。優しいなあほんとこの人
「いえ…寝過ぎで疲れたなあって…ボス先にお風呂入っちゃってください」
「ああ、無理はするな。何かあったらすぐオレに言え」
「……はい」
にやける。ボスがお風呂を上がって、脱衣所が空いたタイミングで洗面台の下を確認すると、案の定例の物が少し足りない様子でいた。Amazonでまとめて注文しておき、私は意識しだすと広く大きくなる痛みと格闘しながらお風呂に入った
ーー
すっかり髪も乾かしてリビングへ戻ると、ボスがソファに腰掛けてテレビを眺めていた。私は迷うことなく隣へ座ると、ボスがまるで猫でも扱うような感覚で私の肩を引き寄せ、頭を撫でた。しばらくは自由にさせていたが、悶々と身体中に広がって行く感覚に、とうとう私は口を開いた
「ボス……抱きしめてもいいですか」
「どうした？急に……いいぞ、来い」
ボスは躊躇うことなく両腕を大きく広げた。あー失礼します
「ああ〜……最高…」
「甘えたがり屋だな」
「んっへェ…」
私はあの暴露大会以降、心の声がだいぶ口に漏れだすようになった。ボスはそれでも引かなかった。嬉しい
「…ボスは甘えるのと甘えられるのどっちがいいですか？」
「オレか……わからんな…」
「じゃあ…やってみます？」
今度は私が両腕を広げてボスを迎え入れた。私の首元近くに顔を埋め、背中に手を回すボスがとても愛おしい。ああ、至福だ
「こちらも良いものだな」
「ですねえ」
「だが今はお前を甘やかしたい気分だな」
そういうとボスは私の腕を解いて、そのまますっぽりと大きな身体で私を包み込む
「ああ、もう、幸せ」
「そうだな」
「あー……寝ますか？」
「眠れるか？」
「無理ですね」
お腹の痛みも気にならなくなるほど、私はボスと甘すぎる時間を過ごした。最高だ、もっとこうしていたい。私がいくら強く手を回しても、ボスがそれを拒絶することは無いのだから
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
