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玄関のドアを開け、中へ入った瞬間、私は靴を脱がされ抱え上げられた
「ちょっ、と！まって！やだっ」
何が何だか分からずビックリしてぐるぐる見回すと、私の身体は宙に浮いていた。キング・クリムゾンで抱えられてそのまま脱衣所へ向かうと、スカートを少したくし上げられて冷水をかけられた
「ぼ、ボス！やめて！自分でできる！やだ！」
「……」
「ボス！」
ボスはハッとして、恐らく恥ずかしさで顔を覆っている私が嫌がって泣いていると勘違いしたのか、シャワーをガツンと下へ落とした。そのまま勢いよく水を噴出するシャワーは、ブンブンと暴れて私たちへ容赦なく冷たい水を浴びせた
「わっぶ！いった！顔痛い！止めて！」
「す、すまない！」
「ちょっと！何やって……ふふっ、もー…」
まるで雨に濡れた子犬のようなボスの姿を見て、私は笑い声を上げる。ボスははあ、と力の抜けたような顔をして私を見つめた
「ボス、ありがとうございます…服びしょ濡れですね、寒い…」
「…すまない」
「もう、いいんですよ……私のためにやってくれようとして…こんなになっちゃって……ブフッ」
「……格好悪いな」
私はまくり上がったまま水を吸って重くなったスカートを直して、椅子に座った
「着替えましょうか…服…」
「オレが取ってくる。お前は足を冷やしていろ」
「あ……あっ！？」
ボスは水浸しになった服を躊躇なく脱ぎ始める。私は顔を覆った。気にしないのだろうか……そういえばこの人作中上はいつも網だった。上くらいは平気なのか
「わあお、水も滴るいい男ってやつだあ…」
むちゃくちゃ逞しい。カッコいい。背中がセクシーすぎる。やばい
「ボス、タオルで拭いてかないと冷えちゃいますからね」
私はとうとうズボンまで脱ぎ始めたボスに、目を隠して語りかける。下着もダメだな…とか言ってるのが聞こえて私は尼僧になる覚悟を決めました
「あーあー、何も聞いてないー。見てませんーあーあー」
ボスがようやくお風呂場を出ていくのを感じ、ホッとため息をついた。私もそろそろ寒い、服を脱ごう…
今日買ったばかりの可愛らしい服たちを脱いで、私はちょっとハラハラしながら洗濯機へそれを突っ込んだ。すぐにドアを閉めた。ヒヤヒヤする
「……あー…」
上は無事でも下はダメなようだ。右前方辺りが色の変わったショーツを見て、これは流石に着替えが届いてから脱ごう、と思った。事故防止のためドアのロックも閉めておこう。脱衣所は閉められないけど
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
