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ボスは私が注文してくると同時に頼んだものを持って帰ってくる様に、まるで都市伝説でも目の前にしたかのような反応を見せた。可愛かった
「いただきまーす」
私はピクルスが嫌いなのでダブルで二枚に増やされているそれを、バーガーを割いて取り出そうとする
「…行儀が悪いぞ」
「…じゃあアディさん食べてくださいお願いします」
「……」
ボスは私がピクルスを掴んでいる指ごと口の中へ突っ込んだ。ほんの少しついたケチャップもベロンと舐め取られ、ホワアッ！と変な声が出た
「美味いではないか、好き嫌いはするな」
「……やです」
「…ガッディーナめ」
「…なんですかそれ」
私は好きなもので埋め尽くされたハンバーガーを食べた。美味しすぎた。空腹時のマクドナルドは本当に至福だ。ポテトもンマイ。ナゲットは二つ頼んだからソースも2種類選べてハッピー！である。ボスはマスタードがお気に入りのようだった。私も好きだ。ナゲットを一個貰って昼食は終わった
「少し休んでから次へ行くか？」
「えー、早く行きましょうよ！楽しみだなあ！」
私は立ち上がって、氷やらゴミをそれぞれ分けて捨てる。楽しみだ。
「フフ、急かすな。さあ行くぞ」
私はボスの手を取って歩き出した
……
「うわー！見てくださいよこれ！エイ！エイ！」
ヒラヒラと意外と早く泳ぐエイの姿に年甲斐もなくはしゃぐ。うち一匹が目の前を通過し、今の私は貧民街時代のテンションである(？)
「あの魚なんですかねー！めっちゃいっぱいいるー！」
「お前は……本当にかわいいな」
「魚見ませんか？」
たしかに興奮してうるさくしてしまっているのは悪いとは思うけど、私から全く視線を外そうとしないボスにちょっと意地悪がしたくなった。私は背伸びをしてボスのほっぺにキスをした
「A……」
「サメなあ〜。かわいいなあほかの魚食べないのかな〜」
「こっちを見ろA」
「あ！見てくださいなんか人潜ってる！凄い！」
「……mia purcina…」
「次どうしましょう！トンネルとかあるかな！」
すっかり落ち込んでしまったボス。ガン無視は少し堪えたようだ。流石にちょっとかわいそうなことをした。ごめんなさいボス。私は周りにちょっと人がいないのを確認し、ボスの唇に自分のそれを当ててみた
「…A」
「ボス、ほら、次行きましょう」
私は少し恥ずかしくなってボスから離れる。しかしそれは叶わず、既に頭の裏へ差し込まれたボスの腕が、再び私の唇を彼のもとへ戻した
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レイ - ディアボロ大好きなんで読んでてすごく幸せになりました...ありがとうございます、応援してますッ(*`ω´*)ゞ (2019年7月29日 3時) (
レス) id: 8c2c39cf4c (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 今日の朝からぶっ通しで読んでました！ほんとに最高です、読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました！ありがとうございます！！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: 5ad2d14ece (このIDを非表示/違反報告)
うまうま@馬犬さんに憧れて - もう……ほんとすきぃ……。とうとい、d(^q^).｡o(マジ尊い)いつも更新楽しみにしてます。前まではなんか緊張してコメントできなかったんですけど、頑張りました！続き待ってます。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - あまああああああああああああああああああ死ぬ (2019年7月22日 11時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
パンバーガー - 二人がめっちゃ可愛いです！無理をしない程度の更新をしてくださいね！ (2019年7月21日 7時) (レス) id: e168a05c5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しそし | 作成日時：2019年7月18日 19時
