お兄ちゃんになんてなりたくなかった

お兄ちゃんになんて…16 ページ19

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賢二郎side



ｶﾁｬ…………ｶﾁｬ…………ｻﾞｰ……




Aが皿を洗う音だけが響く部屋の中。俺はさっきの会話を思い出す。



＿＿＿＿＿『賢二郎く……「なぁ。その呼び方」……な、何？』





呼び方。今では当たり前になった呼び方。今さら兄と呼べと言ったらあいつはどう思うか。多分Aの事だ。俺の言うことを聞くだろう。



「(天童さんが余計なこと言ったせいだ)」




あの人があんなこと言わなければ気にしなかった呼び方。あの人が言わなければ気付かないふりをできていたAへの態度。







ただ、何度考えてもアイツにお兄ちゃんと呼ばること、兄として、、、Aに優しくすることが想像できない。否、したくないんだ。




「ﾊｧｰ……」








『あの、賢二郎くん………？』




不意に呼ばれる名前。




「……なに？」



他の人がなんと言おうと関係ない。" 賢二郎くん "これからもそれでいいんだ。そう思ってた。




『……明日からのお弁当ね、私も必要だからさ。迷惑じゃなければ一緒に作ろうか？』





それなのに、それらの思考も次のこいつの発言で消え去った。






『…………お、お兄ちゃん』




「………はぁ!?」




自分でも驚くくらい低い声が出た。
" お兄ちゃん " 久しぶりにAそう呼ばれた。









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2回目ハイキュー。
今日の朝イチの上映行ったんですけど
朝イチで既に再販のドリンクボトルが残り僅か
てなってて、シアターもほぼ満席で
改めてハイキューの人気を実感しました笑

ちなみに個人的に2回目見てやっぱり面白い思ったのは
天童さんのシーンですw

確か33.5巻の再配布？あるみたいで
そのタイミングであと1回行こうかなと思ってます笑

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