______6 ページ19
数日前少し話したことを、どうやら、本格的に考え出したようで。何度か話したけれど、祐希が来て、うるさくなったから、その場から逃げ出してしまった。でも、ちゃんと聞いといてあげれば良かったかな、なんて少し後悔。だって、あの後の彼女といったらもう。数日間ずっと眉間にシワが寄ったまま、唸っていて。ほとんど全員が心配してた、今だって、ほら、
「Aちゃん、大丈夫かなあ。」
太志に心配されてるし。
正直言って、最初の印象は、よくわからない子。でも、徐々にアナリストとしての実力を、発揮していって、今や誰よりも俺を理解してる人。誰よりも、気持ちがいいくらい、誰にも媚びない人。俺らが血液なら、お前は心臓。滞りなく動けるのは、お前がいるお陰。お前が止まれば、俺らも止まる。そのくらい、チームには必要不可欠。
俺は、お前がこの場に、このチームにまた返ってくるなら、どんな道を進んでもいいと思う。武者修行したって、しなくたって、その実力も、才能も無くなるもんじゃない。俺に対して、物申す姿も、監督に対して、物申す姿も、どんな時も真っ直ぐなお前は、俺を何度も救ってくれたし、常に上を目指して俺らと一緒に戦ってるお前と一緒なら、俺たちはどこまでも、行ける。お前と、俺らが一緒なら、無敵じゃない？どこまでも、上へ上へ、お前が行かせてくれるだろ？絶対的信頼があるからさ。どんな所でも、胸張って行けよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫夏(プロフ) - ランさん» ご指摘ありがとうございます！私も気が付かぬくらい細かい所に間違いが......！笑訂正します！ありがとうございます^^* (2019年10月25日 19時) (
レス) id: 0e05e2584a (このIDを非表示/違反報告)
ラン - 裕希じゃなくて祐希ですよー！ (2019年10月25日 18時) (レス) id: 56186c9328 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫夏 | 作成日時：2019年10月19日 19時
