語尾が可愛いあの子 (ページ9)

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8話　過去ページ9

いじめと死ネタがあるんで苦手という方は飛ばして下さい
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夢主視点
５年生の最初、友達だと思ってた奴にこんなことを言われた。

？？？？？「気持ち悪いからこっちくんな！」

なんで…？私、何かしたっけ？

「あの子、人を殴ったりするんでしょ?近づかないようにしなさい。いいわね？」

「もちろんだよお母さん！」

殴ったことなんてない…

「あの子、○○○○○君のこと嫌いなんでしょ？」

先に嫌ってきたのは○○○○○の方…

syk「私はAのこと好きだよ？Aちゃんは私の大切な友達！」

『ほんと？…』

syk「もちろんだよ！さやかちゃんはAのヒーローになるのだっ！」

『さやかちゃんはもう私のヒーローだニャ！』

syk「ほんと？えへへ//」

私の大切な友達だったのに…

「お前、あの気持ち悪い奴と絡んでるんだろ？」

syk「どうしようと私の勝手じゃない！それにAは気持ち悪くなんかない！」

……………………………

『無理しなくていいんだよ？さやかちゃん…… 私と関わりたくないなr syk「っ！私は無理なんかしてない！私はAを守りたいだけ！」

『それは有難いけどさやかちゃんが私のせいでいじめられるのは見たくない…ｸﾞｽｯ』

syk「私はAを守るって決めたの！たとえAの願いだったとしても！Aを守ることを止めるつもりはない！」

『ｸﾞｽｯ…ありがとうニャ…』

なのに…なんでなんでなんでっ！

５年生の終わりの頃、私はさやかちゃんに呼び出されて屋上に行った。

syk「ごめんね…A
私、大した覚悟もない癖にAを守るって期待させて…」

さやかはフェンスの後ろにいた

syk「私、弱いよね…一番辛いのはAの方なのに…」

『さやか！まって！』

syk「ごめんね？A…
何時までも一緒だからね?(何時までも見守ってるから)

そう言ってさやかは地面を蹴った…
私は引き留めようとした。
でも無理だった。
私には力が無かった。大切なものを守る力が…

あいつさえ…○○○○○さえいなかったら！さやかがいなくなることも無かった(死ぬことも無かった)

何時か絶対に復讐してやる…さやかがいなくなる原因を作った○○○○○に！