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「またやられたらあかんしな。
職員会議にかけよ思てんけど、
神山が絶対にやめて言うねん」
ともの気持ちは分かる。
そんなんしたら、
また、嫌がらせが酷なるかもしれへん。
「まあ、俺も注意して見とくけど、
なんかあったら濱ちゃん先生にも相談するねんで」
「うん。
せんせぇ、ありがとおな」
「雪、酷なってきたからはよ帰るねんで」
「はあい」
適当に答えて、音楽室へ急ぐ。
電気も消えてるし、
ひっそりしてて、
誰も残ってる気配ない。
それを確かめてから、扉を開けた。
ともが、
ピアノが置かれてある、
一段高なったとこに、
ちょこんと座ってるん見て、
自然と顔が綻ぶ。
「とも。お待たせ」
「大毅。
大丈夫やった？」
「うん。
誰にも気付かれてへんで」
すぐに隣に座って抱きしめる。
ともはいつも甘い匂いがするねん。
自転車のパンクのことは、
ともが言いたくなってからでええよな。
無理に聞き出しても、
嫌がると思うから。
「大毅、あんな。
ちょっと目瞑ってて」
「ん？おん」
ぎゅっと目を閉じる。
キスでもしてくれるんか思て、期待しててんけど、
ガザガサ、音がしてる。
「はい。もうええよ」
目ぇ、開けたら、
綺麗にラッピングされた箱を差し出された。
「とも、これって・・・」
「今日、バレンタインやろ？
正月に神戸で買うて来てん。
生チョコ。
ここの、めっちゃ美味いねんで」
照れくさいんか、いつもよりお喋りや。
「ありがとう！めっちゃ嬉しい！
今食べてええ？」
「うん。どうぞ」
中にはプラスチックの爪楊枝みたいなん入ってあって、
高級そうなチョコ。
一粒食べたら、
あんまりの濃厚な味わいに、
目ぇ、まん丸なった。
「何なん！これ！
俺ん中でチョコレート革命起こった」
「やろ？
ここのチョコ、日本一美味しいねん」
「ほんまや。
ともも食べ？」
あーんしてやる。
「ええよ。これは大毅にあげたんやから」
「ともの大好物やんか。
はよ食べて、チョコ味のキスしようや」
「ちょ、大毅、何言うてんねん」
照れてる、ともの口の中に、
一粒、押し込めるように入れる。
可愛え表情するねんなあ。
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りっつ(プロフ) - 赤くんへ！私は緑大好き人間ですが、視点は赤くん側ですねー、だって緑ちゃん可愛いんだもん！好きになってしまうよなぁ (2021年1月31日 9時) (
レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 私だったら姉でも妹でも全力で歓迎するのになあ、、（おい腐女子め） (2021年1月30日 22時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 神ちゃんの冷酷な顔が目に浮かぶ、、怖い、、好き、、 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - うーん、なんというか、可愛く居ろうとは一切してないのにむしろ男らしく居ろうとしてるタイプなのに、どーしても可愛いくてそれを拾ってしまうファンや赤くんみたいな犠牲者続出という不思議なんですよ、やはり上手く語れんとにかくきゅんきゅんじゃ！失礼しました (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - 度々しつれいします。緑ちゃんて我々に見せる姿はぶりっ子と違うのににじみ出る可愛らしさが拭えないって感じするのですよね、その悶絶キャラが遺憾無く反映されてる様にキュンキュンしています！傑作にも程があると思います！大好き！ (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月24日 19時
