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これが、
ともの日常。
とものふつー。
そっか。
そうやんな。
俺の普通とは、全く違う。
話聞いて知ってたつもりやったのに、
目の前で見るんとは、全然衝撃が違ってる。
こんな煌びやかな学生時代過ごしてたら、
島での生活なんて、
鼻くそみたいなもんやろ。
なあ、とも。
なんで俺に好きなんて、言うたん？
なんで俺ら、出会ってん。
こんな真逆やのにさ、
出会うはずないやん・・・
人混みの中を逆走して、駆け出す。
「大毅！」
ともの声が聞こえたような気がしたけど、
空耳かもしれへん。
あの１年が、そっくりそのまんま、
長い夢やったんかもしれへん、て。
船に乗って、俺のいるべき世界へ戻る。
離れたら、薄れてく。
忘れられてく。
そんな当たり前のこと、
ようやく気付くなんて。
俺はやっぱり、
世間知らずの田舎もんや。
手首の革のブレス。
船の上から海に捨てようと思ったけど、
無理やった。
とも。
ともが幸せならそれでええねん。
きらきらした笑顔見れて、良かった。
今の俺にはそれしか望めへんやろ。
船降りて、
久しぶりに真夜中の海に来たら、
小屋は取り壊されてた。
なにもかも、いつかは、消える。
俺の中の、ともも、
いつか、綺麗な思い出に昇華される日が来るんかな・・・
そんな日が来るなんて。
今はまだ信じられへん。
とものすべてが、まだ俺の中に鮮やかに残ってる。
とにかく、
ほんまに寸暇を惜しんで勉強した。
家族や康二には、
気い狂ったんちゃうか、
心配されるぐらいに。
そうして迎えた２００７年。
年明けてすぐのセンター試験も、
２月の終わりの前期試験も、
それから、
一応受けさせてもらえた私立大入試も、
受験はすべて無事に終わった。
私立の方はすぐに発表あって、
無事に合格してて、
おとんが、押さえの入学金まで入れてくれたから、
ほんまにびっくりやった。
俺に似て、単純やからな、
島の人に、
大ちゃん大学行くなんて神童はやっぱ違うわ！
将来楽しみやな！
煽てられて、
すっかりそん気になったっぽいねんな。
ともも受験、終わったよな。
どこの大学受けたんかな。
俺とおんなじとこは到底無理や、
言うてやったけど、
とも、めっちゃ頭ええのにな。
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りっつ(プロフ) - 赤くんへ！私は緑大好き人間ですが、視点は赤くん側ですねー、だって緑ちゃん可愛いんだもん！好きになってしまうよなぁ (2021年1月31日 9時) (
レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 私だったら姉でも妹でも全力で歓迎するのになあ、、（おい腐女子め） (2021年1月30日 22時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 神ちゃんの冷酷な顔が目に浮かぶ、、怖い、、好き、、 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - うーん、なんというか、可愛く居ろうとは一切してないのにむしろ男らしく居ろうとしてるタイプなのに、どーしても可愛いくてそれを拾ってしまうファンや赤くんみたいな犠牲者続出という不思議なんですよ、やはり上手く語れんとにかくきゅんきゅんじゃ！失礼しました (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - 度々しつれいします。緑ちゃんて我々に見せる姿はぶりっ子と違うのににじみ出る可愛らしさが拭えないって感じするのですよね、その悶絶キャラが遺憾無く反映されてる様にキュンキュンしています！傑作にも程があると思います！大好き！ (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月24日 19時
