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誰にも内緒で、
大毅の部屋で会うようになった。
まるで泥棒みたいに、
こっそり、重岡家の敷地に、
裏の塀から忍び込むんにも、
最近は慣れてきた。
自治会の人が写真撮る言うて、
みんなで写真撮った後で解散。
眠たいしはよ帰ろ言うてたくせに、
康二の目は覚めたらしいて。
「神ちゃん、寄り道してこうや」
誘われて、困った。
「寄り道て、どこも行くとこないやん」
「桐山先生んち、この近くやねん。
いっぱいゲームあるし、おもろいで」
「先生んちって行ってええん？」
教師と生徒は、
個人的な付き合いってしたらあかんやろ？
俺のふつーではそうなんやけど。
「神ちゃんて、
時々、妙に真面目で不思議やな。
そんな髪の色してるくせに」
康二が、ふざけて、俺の髪の毛、触ってきた。
「さすがに金色はやめたやん。
先生らにヤンキーやて勘違いされるし」
そんで、赤みがかってるけど、
まあ俺としては落ち着いてる方の茶色にしたのに。
「けど赤やん！」
「いや、これは茶色やって」
「ほんまは俺もしてみたいんよなあ」
「そうなんっ？」
「俺さ、美容師なりたいねん。
おとんに、神戸の専門学校、
行くんは許してもらえてんけどさ。
卒業したら戻って来て、
ここのだっさい美容院に勤めろ言われてんねん。
そんなん俺が目指す美容師とは違うねんなあ」
「そんで、よう、俺の髪型、気にしててんや」
「うん、まあな。
ここじゃ、男は短髪！決まってるし、
遊び心なくて、つまらんやん」
「まあ、そやな」
けど、大毅の黒髪の短髪は、特別。
綺麗な瞳と凛々しい眉毛がくっきりしてさ。
男らしくて、ドキッとなる。
たまに床屋に行く暇なくて、
前髪伸びてる時もあって、
それはそれで、無造作で可愛いねんけどな。
髪型の話しつつ、
桐山先生んちで、ちょっとだけゲームさせてもろて。
「じゃあ、俺、そろそろ帰ります」
なんとか抜け出せたんは、
夕方の１６時頃。
これでもな、
めっちゃ頑張って、
途中で抜け出して来てんで。
康二は俺や桐山先生から、
都会のことを、色々聞きたいらしいて、
全然、離してくれへんねんもん。
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りっつ(プロフ) - 赤くんへ！私は緑大好き人間ですが、視点は赤くん側ですねー、だって緑ちゃん可愛いんだもん！好きになってしまうよなぁ (2021年1月31日 9時) (
レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 私だったら姉でも妹でも全力で歓迎するのになあ、、（おい腐女子め） (2021年1月30日 22時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 神ちゃんの冷酷な顔が目に浮かぶ、、怖い、、好き、、 (2021年1月30日 11時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - うーん、なんというか、可愛く居ろうとは一切してないのにむしろ男らしく居ろうとしてるタイプなのに、どーしても可愛いくてそれを拾ってしまうファンや赤くんみたいな犠牲者続出という不思議なんですよ、やはり上手く語れんとにかくきゅんきゅんじゃ！失礼しました (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - 度々しつれいします。緑ちゃんて我々に見せる姿はぶりっ子と違うのににじみ出る可愛らしさが拭えないって感じするのですよね、その悶絶キャラが遺憾無く反映されてる様にキュンキュンしています！傑作にも程があると思います！大好き！ (2021年1月30日 6時) (レス) id: dfb5502df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月24日 19時
