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『ご、ごめん...


何の話だっけ?』



ここは悪化させないように腰を低くする




「今日の放課後蘭と3人でポアロに行かないかって言ってるの


全く...1回で聞いてよね」



「園子怒りすぎだよ...」




後から入って来た彼女も園子と同じで

親友の毛利蘭




うーん...園子の様子を見るとこれはしばらく引きずりそうだな


誰が見ても悪いのは私なのだが




『分かった


以後気を付けます』




とは言え彼女たちと遊ぶのは苦ではない


寧ろ私にとって1番の幸せなので快く受け入れる



しかも場所はあのポアロ


飲み物も食べ物も全て美味で最高だ


その上店員の梓さんという女性がとても可愛らしい





「いやぁ、楽しみだなー!」



『何が?』




しまった


よく考えずに質問すると園子は


「それも聞いてなかったのか」とでも言いたげな怒りとも呆れとも取れる表情をする




「そ、そのポアロに今日から新しいバイトの人が入ったの」



すかさず蘭がフォローを入れてくれる



ありがとう...


あなたには一生頭が上がらないよ......




「それがね!蘭曰くイケメンなんだって!



これは行くしか無いでしょ!!」




『う、うん...』




この手の話は園子のような流行に敏感な女子高生の大好物だ



気付けば機嫌は戻ったようで


ポアロに向かう道中もずっとスキップをしていた

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作者名:シルビア | 作成日時:2019年3月22日 0時

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