【小説版】悲劇のブラックスワン (ページ4)

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零時の前時の情ページ4

そこはとあるゲームセンター、そこには最強のゲーマーが居た

フルコンボ！
「ふ、これで全良譜面は327譜面目か。」

その名は神堂翼禍、暗殺者のブラックニアデスジャックとして活動してある。

「もう時間か、帰ろう」

翼禍の家は両親が共働きで単身赴任でしばらく居ず代わりに実の兄とその友がいた。
「只今」
「お帰り、翼禍明日お姉ちゃんが帰ってくるぞ、ちゃんと迎えろな。」
「分かった、久しぶりだね。」
翼禍には義理の姉がいて兄と同じ歳だった、昔1人で外国に行って以来会ってなかった。
「お姉ちゃんか、久しぶりだなぁ。」
そんな事も関係無しに翼禍は部屋に戻るとすぐ着替える、パンク調の服に黒のローブを羽織り姉から貰った黒いマフラーを巻く。
「はぁ、バレなきゃいいけど。」
その時は活動日だった、翼禍は夜になると直ぐに窓から出て行った。
その後は悲鳴と血しか無かった、翼禍が無残に殺したんだろう、翼禍の殺し方は大量の武器で相手を切り刻む残酷な方法だった、その時は完全に情を殺しているだろう。
「はぁ、皆五月蝿い、静かに死んで欲しいのに。」
「居たぞ！逃げろ！」
誰かの声が響く、翼禍はすぐに反応して殺し掛ける。
「そんな事はさせないよ」
翼禍は小さな鎌を出し相手を切る、人々は直ぐに血に塗れ倒れていった
「こっちに来るな、来るなあああああああ！」
そんな声も無関係に翼禍は中華包丁で斬り落とす、死体は真っ二つに斬られてあった。
「これぐらいか、連絡しよう。」
そのまま翼禍は組織に連絡した、その時は血で真っ赤に染まりきっていた。
「金はまだまだ足りぬか、タイムリミットはあと9ヶ月、ヤバイな早く集めなきゃ、バレたら全てが終わる。」
翼禍の目当ては兄の友早季の中絶費だった、早季は本名は早音で女だったが男として生活してあったが兄との行為で妊娠してしまい誰にも言ってなかった、翼禍はそれを知り1200万円である中絶費を稼いでいた。だがそれよりも翼禍は恐ろしい秘密を隠していた、知ってはいけない程だった。その話はまた別で。