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2.支度 ページ3
『我々国…か』
自室で調査に行くための荷物をまとめながら、ぽつりと呟く。
『…かなり凄いところじゃないか』
我々国はどの戦争においても圧倒的な力によって勝ちを納めている国だ。
しかも、常勝国でありながら武力で国をまとめず基本平和で、国民の意見もしっかり聞く為、国民からの支持率も高いらしい。
そんな我々国に宣戦布告をした国は戦争しようとしたことを後悔するしかないだろう。
『この機会を逃したら後がない、しっかりしないと』
しかし、荷物は最小限にしなくてはならない。裏切ってあちら側につくにしても、明らかに怪しまれる格好をしてはこの国から出て行く前に殺されてしまう。
調査に行く前提だから武器なんかは当然持って行かなくては。あちらについた時に捨てれば良いだろう。
『あ、せめて親の形見は持っていかなくては。…スパイはもう終わりだからな』
私もきっと国民の様に平和な毎日が送れる。楽しそうだな、何をしよう。
なんて妄想を膨らませながら支度をした。
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素人 - 夜狐さん» 夜狐様 - 読んで下さり、本当にありがとうございます！ 不定期な更新で申し訳ありませんが、頑張りたいと思っていますので宜しくお願い致します！^^ (2018年1月21日 16時) (
レス) id: c1c814a0a0 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐 - 作品、見させて頂きました！戦闘シーン…とても良かったです！これからも更新頑張ってください♪ (2018年1月9日 14時) (レス) id: 51c7885456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：素人 | 作成日時：2017年12月5日 22時
