麦わら海賊団の白い医者 3 【ONEPIECE】 (ページ43)

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Mr.2ボン･クレーページ43

ウ｢みんな!!おれはな、いつか絶対にエルバフへ!!戦士の村へ行くぞ!!｣
ル｢よしウソップ!必ず行こう!!いつか巨人たちの故郷へ!!｣

2人は肩を組み、自作のエルバフの歌を歌い出した

ナ｢元気ねあいつら…なんだか私さっきのでどっと疲れちゃった…ビビ、これ…指針見ててくれる?｣
ビ｢……｣
ビビは自信を受け取るも神妙な面持ちをしていた

ナ｢これで…やっとアラバスタへ帰れるわね。ま、もっともアラバスタへの航海が無事に済めばの話だけど｣
ビ｢……ええ…私はきっと帰らなきゃ…だって今王国を救う方法は…｣
ビビは何かを思い出すかのように言葉を途切れさせ、下を俯いた

ビ｢……必ず生きて、アラバスタへ……!!｣

サ｢そう力むこたァねぇよビビちゃん、おれがいる!!｣
サンジはニカッと笑い、ビビとナミに今日のおやつを渡す

ルフィ達はキッチンに自分らの分があると知り、駆けていった

＿＿＿

ゾ｢2603…!!2604…!!｣
巨大なダンベルを何度も何度も振り下ろした

ゾ｢…あのろうさえ斬れりゃ…誰を手間取らせることもなかった……甘ェ…強くならにゃぁ…鉄くらいブッた斬れるように…!!!｣

トレーニングを続けるゾロの横では壁にもたれかかって俯きながらAが昼寝をしていた

ゾ｢……?｣
ゾロはいつもと少しAの様子が違うように感じ声をかけようとする

ゾ｢おい…｣
ビ｢みんな来て!!大変っ!!｣

俯き、見えない顔に手を当て声をかけようとしたその瞬間下からビビの大声が聞こえ、そっちを向く

ル｢なんだ、どうしたビビ!!｣
ビ｢ナミさんが……!酷い熱を……!!｣

┈┈┈┈サンディ島(アラバスタ王国)港┈┈┈┈┈┈

｢Mr.2ボン･クレー様!!スワンダ号のご用意が出来ました｣

2｢わーかったわーかったわよーう!!うるっっさいわねーいっ!!まったくなんでこのあちしがあ!?Mr.3くらいあんた達で殺しなさーいよう!!｣

｢と…とんでもないっ!束になってかかろうとも無理です!!｣
｢どうかひとつ…社長(ボス)の司令ですので!!｣

2｢世話のやける0ちゃんねいっ!!｣

Mr.2と呼ばれたのはなんとも奇抜な格好をしたものだった
肩や腰からスワンが飛び出し、背中のマントに書かれていたのは＿＿＿

“おかま道(ウェイ)”

Mr.2を乗せたスワンの船はリトルガーデンへと出航した