麦わら海賊団の白い医者 3 【ONEPIECE】 (ページ39)

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戦友 1 ページ39

ブ｢ウオオオオオオン!!｣

ナ｢泣き方まで豪快ね…!!｣
ゾ｢まるで滝だぜ…!!｣
ル｢おい見ろ!後ろ虹っ!!｣

Aとサンジがあの一件にあっていた最中ルフィ達は見事バロックワークス3人を打ち倒し、戦友を称えると言ったブロギーの意志を汲み取りドリーの元へと戻ってきた

だが戻ってきてすぐブロギーは倒れたドリーを見て滝のような涙を流し始めたのだ

一味はそんな姿を呆然と眺める

ド｢う……｣

ブロギーの横で倒れていたドリーは起き上がった
その光景に全員の目が飛び出る程の衝撃が走る

全｢!!?｣

ド｢……気絶していたようだ……｣

ブ｢……ドリー!?お前……なぜ!?｣
ブロギーの涙も驚きでピタリと止まる

ド｢……おそらく…武器のせいだ…｣
ドリーは荒れた息を吐きながら会話を続けた

ウ｢武器…!?……!!そうか!!100年続いた殺し合いには武器が耐えられなかったんだ!!……途方もねェ……豪快な奇跡だ｣

ウソップはキラキラした目で2人を見つめた
ルフィ達もその話に笑う

ド｢はァ…はァ…それに……つい先程…誰かに手当てをしてもらった気が…する……｣

ナ｢確かに包帯巻いてある…ってことは……｣
『あ、お〜〜〜い!みんな〜〜!!』

東の方から聞こえた声にみんなが顔を向ける
案の定走ってきたのは＿＿＿
『よかったー!無事だったんだね!!』

ル「A!!」
ナ「そっちも無事だったのね!」

ルフィは走ってきたAに飛びついた
思えば毎回何かと再会する度にルフィは抱きつく癖がある

ル「もしかしておっさんのこと手当てしたのって…」
『うん、私とサンジくん……あ!起き上がってる!?』

手当てした時は横たわっていたから実際に起き上がる巨人を見ると改めてその大きさを実感する

『デカ……って、ダメだよ!起き上がったら!!』

急いで巨人に駆け寄り、声をかけるもドリーはブロギーとの話で盛り上がっているためAには耳を貸さない
無理に寝かせることもこの巨体なら不可能だろう

『……悪化しちゃうよ!!』
少し怒り気味に叫ぶ

ナ「(よく巨人にタメ口でいけるわね…)」

ウ「巨人の手当てなんてよく出来たな…ん?その持ってるでっかい葉なんだ?」

『これはね、麻酔作用のある葉だよ。傷口を塞ぐのはこの大きさじゃ到底無理だからせめてこの巨大な葉で傷口巻こうと思ったんだけど……』

ブロギーとの会話が盛り上がりすぎたのか再びケンカが始まりそうな雰囲気になってきた

ナ｢なんでまたケンカになんのよ!!｣