麦わら海賊団の白い医者 3 【ONEPIECE】 (ページ32)

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姑息 2 ページ32

ナ,ウ｢ぎゃあああああ〜〜っ!!恐竜〜〜っ!!!｣

ウソップはどこからそんな力が湧いたのかと思うほど、早く走った

ナ｢ちょっとあんた速すぎ!…はあっ…はあっ…ったくあいつったら……!ルフィ!!｣

ナミの目の前には腕を上げているルフィがいた

ナ｢ルフィ!!よかった、あんた何でこんなとこにいるの?ル……｣
ｽﾞｱｯ

ナ｢え……きゃあああああ!!｣

＿
ウ｢はっ!!ナ…ナミ?ナミ!ナミィ!!……えらいこっちゃ……ルフィ〜〜〜っ!!｣

ウソップは走り出し、勢いのまま岩にぶつかる

ル｢!｣
ウ｢大変だ!!ナミが恐竜に食われた!!｣

ル｢本当かァ!!?｣
ウソップは慌てながら早口で状況を説明した

ビ｢突然ナミさんが消えたって……わからないけど、もしバロックワークスの追手がこの島にいるとしたら、ナミさんだけ狙われたのも納得出来る……お酒のこともあるし｣

ウ｢酒…!?酒ってなんのことだ…!?｣
＿

ウ｢胃袋で酒が爆発…!?そんなボロボロの体で決闘場に!?……そんな勝負のつき方があるかよ!!｣

＿＿＿

ﾄﾞﾝ!!

ブ｢どうしたドリー!歯切れが悪いぞ!!｣
ド｢なに……いつも通りさ…!｣

2人の攻防は長く続く

3｢……なかなかしぶといな、青鬼のドリー…どれ1つ加勢してやろうカネ｣

ドリーの足元は謎の物質で覆われ、足を滑らした

ド｢な……!?｣
ブ｢とったぞドリィイ〜!!｣

ブ｢1世紀…永い＿＿…戦いだった……!!!｣

ﾄﾞｺﾞﾝ!!

ブロギーの斧がドリーを切り崩した
また同時にこの島には大きな血飛沫があがる

ﾄﾞｫｫ……!!!

ドリーは決闘の末……倒れた

ルフィは地面に頭を叩きつける
ル｢ゥヴ……!!……誰だァアア!!!出てこォオオオーーーい!!!｣

＿＿＿

ゴ｢Mr.3、なにか聞こえたみたい｣
3｢ブッ、フハハハハ!!おかしいな…こんなジャングルで負け犬が鳴いているガネ｣

＿＿＿

ブ｢……7万…3千…467戦…!……1勝…｣

彼の目は涙で溢れていた

3｢ハッハッハッハッハ!!勝って嬉し泣きカネ、単細胞は楽でいいな。ま……とりあえず“ごくろう”と言っておこうか｣

ブ｢嬉し泣きだと……!?貴様に何がわかる…!一体何者だ…!!｣

3｢Mr.3…コードネームにて失礼…私はただの造形美術家だガネ。そしてこっちは写実画家ミス･ゴールデンウィーク、なお君は既に私に捕らえられている…!｣

ブロギーは違和感に足元を見ると白い液体で足を固められていた

ブ｢な、何だこれは……!!｣

3｢作品を作るに決まっとろーガネ…｣