麦わら海賊団の白い医者 3 【ONEPIECE】 (ページ23)

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大丈夫!!! ページ23

ナ｢そういうこと……内乱中ならお金もないか｣

ル｢おい黒幕って誰なんだ?｣
ビ｢それは聞かない方がいいわ、聞かないで!!あなたたちも命を狙われることになる…｣

ナ｢はは…それはごめんだわ。なんたって1国を乗っ取ろうってやつだもん、きっととんでもなくヤバいやつに違いないわ!!｣

ビ｢ええそうよ。いくらあなた達が強くても王下七武海の“クロコダイル”には決して敵わない!!｣

一同はその言葉にあんぐりと口を開けた

『え……』
ゾ｢いってんじゃねぇか…｣

建物には鳥とラッコがいた
みんなの思考が止まる

そしてその鳥とラッコは飛び立った

ナ｢ちょっと何なの!?今の鳥とラッコ!!あんたが私達に秘密を話したこと報告に行ったんじゃないの!?どうなの!!?｣

ナミはブンブンとビビの首を揺らす

ナ｢偉大なる航路(グランドライン)に入ってすぐ七武海に命を狙われるなんてあんまりよ!!｣

ル｢七ブカイだってよおい!!｣
ゾ｢悪くねェな｣
『王下七武海…』

ナ｢黙れそこ!!｣

ル｢おい、どこ行くんだナミ｣
ナ｢顔はまだバレてないもん!逃げる!!｣

ｼｬｼｬｼｬ…

ラッコは私たちのそっくりな似顔絵を見せた

ナ｢わっ!うまーい……これで逃げ場もないってわけね!!｣
ル｢おもしろいなー、あいつ｣

イガ｢ご安心なされいっ!!私に策がある!｣
そこには恐らくビビの変装をしたイガラムが立っていた

イガ｢して、王女をアラバスタへ送り届けて頂く件は……｣
ル｢ん?何だそれ｣
ゾ｢こいつをウチまで送ってくれとよ｣
ル｢そういう話だったのか、いいぞ｣

『あった!クロコダイル……8千万ベリー!?』
持っていた新聞の一覧から古いクロコダイルの手配書を見る
ナ｢アーロンの4倍じゃない、断んなさいよ!!｣

＿＿＿

イガラムの作戦によるとイガラムがビビになりすまし、ルフィ達と航路を分けてアラバスタへ向かうという事だった

イガ｢では……無事に祖国で会いましょう｣

＿＿＿

ル｢最後までおもろいおっさんだったな〜｣
ビ｢あれで結構頼りになるの｣

イガ(ビビ王女…!!きっとあなたの手で王国を救うのです!!)

ドォン!!

全｢!?｣

目の前に突如広がったのは炎

『……そんな』
ル｢立派だった!!｣

ゾ｢そいつを連れてこい船を出す!!｣
ナ｢ビビ!急いで、私達が見つかったら水の泡でしょ!?｣

ビビの唇からは血が流れた

ナ｢……大丈夫!!あんたをちゃんとアラバスタ王国へ送り届ける!!あいつらなら七武海なんて目じゃないわ!!｣