麦わら海賊団の白い医者 3 【ONEPIECE】 (ページ11)

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歓迎の町 1 ページ11

＿＿＿船はゆく今日の天候は冬時々……春

ル｢おっしゃできた!!空から降ってきた男“雪だるさん”だ!!｣

ルフィが胸を張って見せるはテンプレとも言えるであろう雪だるまだ

ウ｢ハッハッハ…全く低次元な雪遊びだなてめぇのは!!見よ俺様の魂の雪の芸術“スノウクイーン”!!｣
ル｢うぉぉ!すげえ!!!｣

ウソップは彫刻のような女性を雪で再現していた

ル｢そし、雪だるパンチ!!｣

ルフィはウソップの作品を雪だるまについていた枝で破壊する＿＿＿そしてケンカが始まる

ナ｢この寒いのになんでアイツらあんなに元気なの｣
『雪……』

サ｢ナミさん!!恋の雪かきいか程に!?｣
ナ｢止むまで続けてサンジくん｣
サ｢イエッサー♡｣

(いいように使われてるなぁ)

＿＿＿ラウンジ

9｢おいキミ、この船暖房設備はないのかね｣
ウェ｢寒いわ｣

ナ｢うっさいわね、客じゃないんだから雪かきでも手伝ってきなさいよ!!｣

ｺﾞﾛｺﾞﾛ……

外では雷が鳴り始めた

ナ｢雷……!?一体どうなってんのここの天候は!?｣
9｢君らずいぶんこの海をナメてる様だな｣
ウェ｢さっきからずっと舵取ってないけど大丈夫?｣

ナ｢ついさっき方角は確認して……あーーーっ!!うそ…180度船を旋回!!急いで!!｣

ウ｢180度!?なんで引き返すんだ!?｣

ナ｢違うわよ!!船がいつの間にか反転して進路から逆走してるの!!ほんのちょっと目を離した隙に……!!｣

9｢波に遊ばれてるな｣
ウェ｢あなた本当に航海士?｣

ナ｢偉そうにウダってないでさっさと手伝え!!｣
ナミに蹴られ、2人はラウンジから飛び出した

ウ｢ゾロ、起きろ!!緊急事態だ!!｣
サ｢ナミさん霧だ!!｣
『風が春みたいに暖かく……!?』
ナ｢なんなのよこの海はァ!!｣

この緊急事態に皆慌て出す
今日は今までの旅の中で最も動いた日となったであろう

＿＿＿

空は快晴
カモメがクークーと落ち着きながら空を飛んでいる

ゾ｢ん〜～……くはっあ〜寝た…ん?｣

ゾロが見渡すと船内の皆はぐったりと寝そべっていた

ゾ｢……おいおいいくら気候がいいからって全員ダラケすぎだぜ?ちゃんと進路は取れてんだろうな｣

全員(お前……!!!)

ゾ｢!?…なんでお前らがこの船に?｣
ル｢今そいつらの町へ向かってるんだ｣

ゾ｢まさか送ってやってんのか?なんの義理があるけでもなし｣
ル｢うん、ねェよ｣

ゾ｢おーおー悪ィこと考えてる顔だ…名前…なんつったかなお前ら…!!｣

9｢ミ…Mr.9と申します｣
ウェ｢ミス･ウェンズデーと申します……｣