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インターハイのメンバーが揃って、杉元くん、手嶋先輩、青八木先輩、ピエール先生、にぃさまが揃って、いよいよ出発になった。
まだ早朝だけど、気温は上がってきていて、インターハイの３日間は暑さにも苦しめられそう。
合宿の時と同じようにバスに乗って、にぃさまとピエール先生は私たちの自転車を積んで後ろから来てくれている。
３年生たちは後ろの方の席で何かを真剣な表情でお話しているから、インターハイのオーダーなんかを話し合っているのかもしれない。
隣りに座ってくれた今泉くんは少し思い詰めた顔だけど、反対側の小野田くんと鳴子くんはテンションが高い。
「あの、今泉くん。大丈夫･･･？」
「っ。ん？あ、ああ。姫は･･･元気になったみたいだな」
「う、うん。私は、私に出来ることをしようって、そう思ったら、うん･･･頑張れそう」
「ふ。そうか。･･･そうだな。俺も、俺に出来ることをするしかないよな。ありがとう」
目を見合わせて微笑み合うと、今泉くんは少し明るい表情に戻ってホッとした。
会場に到着すると、既に人がたくさんいて、バスから降りると取材の記者さんたちに囲まれてしまった。
目を白黒させていると、田所先輩が子供だっこで救出してくれて、そのまま総北のテントに運んでくれたので、甘えさせてもらって着替えることにした。
今日は私の髪は巻島先輩と同じで下ろしたままだ。
手嶋先輩や青八木先輩の立てなかった舞台で、その風を感じて、私の精一杯の力で挑む為に。
そして、金城先輩が言ってくれたように、来年のこの舞台で手嶋先輩たちと共に、私たち１年生の経験が活かせるように。
着替えてテントを出ると、交代で先輩たちが着替えに入る。
にぃさまと手嶋先輩、青八木先輩、杉元くんのところで待機することにしたけど、やっぱり他校の人たちの視線が痛い。
「姫。大丈夫。姫は大丈夫」
「青八木先輩･･･」
ふふっと笑ってしまったら、手嶋先輩も私の頭を撫でてくれて、その温かさにホッとする。
にぃさまに視線を向けると、にぃさまも満面の笑顔で頷いてくれた時、突然。
「ああああああああっ！おった！あの子やぁ！」
突然の叫び声に驚いて手島先輩の腕に抱きついてしまった。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾メロメロ･･･なんて素敵なお言葉でしょう（嬉）そしていつも温かいお言葉とても励みになります。今後も頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年12月24日 19時) (
レス) id: d25e595259 (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 姫ちゃんはどうなってしまうのか、次回が気になっちゃいます！荒北さんの誤解がとけて良かったです♪皆さん姫ちゃんにメロメロですね！更新頑張って下さい*^^* (2019年12月24日 12時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - Mayuさん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾大好きと言っていただけてとても励みになります♪今後も頑張りますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年12月17日 2時) (レス) id: d25e595259 (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - 第9期，お疲れ様でした！瑠璃さんの作品，大好きです！これからも頑張って下さい。応援してます！ (2019年12月16日 15時) (レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - ふたばさん» ありがとうございます＾＾ゆっくり構想を練りたいと思います。いつも励みになっております(*^^*) (2019年12月16日 4時) (レス) id: d25e595259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2019年10月7日 6時
