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恥ずかしくないっ。
恥ずかしくないんだよぅ･･･っ。
私は金城先輩と福富さんと荒北さんの立っていた場所までテテテと小走りで近づいて３人を見上げると、なるべく先輩たちの裸を意識しないように顔だけを見るように意識した。
「おまたせしました･･･っ。･･･っていうのもなんだか変ですね」
「あ、ああ。問題ない」
福富さんが返事をしてくれたので、ホッとして強張っていた表情が緩むのが分かる。
金城先輩は何故か斜め上を見ているので、次に目が合った荒北さんにふにゃりと笑ってみる。
照れ隠しというやつだと思う。
すると荒北さんはリンゴみたいに真っ赤になって、首まで赤くなってしまった。
もしかすると、もう既に温泉に入っちゃってのぼせちゃっているのかもしれない。
「荒北さん？あ、あの･･･もうお風呂入っちゃいましたか･･･？一緒に入りたかったんですけど･･･」
「いっ！？一緒･･･っ！？て、てめっ。な、何言ってやが･･･っ」
「みんなで一緒のお風呂、初めてなので、じ、実は、楽しみにしていたんです･･･」
「は･･･？あ、ああ。みんなで風呂･･･。ま、まだ入ってねぇよ･･･。はぁ･･･」
「っ！良かったですっ。楽しみですね。露天風呂っ。きゃ･･･っ？」
良かった。
まだ入ってなかったんだね。
そう思ってたら突然お湯がばしゃりと飛んで来て驚いた。
犯人は･･･、うん、間違いなく鳴子くんだね。
鳴子くんは露天風呂の中にいて、空っぽのお風呂桶を持って笑っていた。
「かっかっか！姫！やっと皆で入れるんやで？しかも貸切や！こんな美味しい機会ないっちゅうねん！とことん遊び倒すから覚悟するんやで？」
「っ！うん･･･っ！」
鳴子くんがザバっと温泉から出てきて、温泉の温度で温まった温かい手で私の手を引いてくれる。
そうだよね･･･っ。
鳴子くんの言うとおり、せっかく貸切にしてもらって、寂しいと思ってた温泉もみんなで入れるんだもん。
恥ずかしがってたらもったいないよね。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも嬉しいコメントをありがとうございます＾＾素敵なお言葉をたくさん頂けてモチベーションを保てています。本当に感謝感激です。今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年8月18日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - これを見ると疲れが癒されます。姫ちゃん可愛すぎです! (2019年8月18日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 美月さん» 嬉しい感想ありがとうございます♪応援と温かいお言葉、とても励みになります＾＾今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします(*^^*) (2019年5月3日 10時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - はじめまして!第１期から見させてもらいました!もの凄く面白いです!過保護な自転車部員は見てて凄く楽しいです!この作品大大好きです！応援してます!! (2019年5月3日 9時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - かあさん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾確かにベタですよね。ですがなかなか私好みの方向に行ってくれない終わり方の小説が多くて執筆し始めてしまいました（汗）自己満足な小説になってしまっていますが今後とも頑張りますのでお付き合いくださると嬉しいです＾＾ (2019年4月21日 7時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2019年1月25日 0時
