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やっと目の熱が引いて、和な朝食に感動しながらもやっぱりあまり食べられなかった。

寝る前の食事はぽんぽこりんまで食べちゃいけないね・・・朝に響く。


反対隣りに座っていた新開さんが今日は朝食を手伝ってくれたけど、運動部ってみんな食べかけとか気にしないのかな・・・?

新開さんはスタイルがいいけど身長が大きいからいっぱい入るのかも?

何故か私のお膳にだけプリンが付いて来て首を傾げていると、東堂さんがふふんと得意げに笑った。



「母からのサービスなのだよ。滞在期間も残り3日しかないからな。どうにか姫に気に入られようとアピールしているのだ。うむ。良かったな!」

「え・・・。は、はい。ありがとうございます・・・?」



微妙な気持ちになりながらも手作りっぽいプリンをひと口食べる。

あ・・・おいしい。

すると、珍しく小野田くんがじっと私を見ていて、食べる?と聞いてみると首を振ってあわあわされた。



「ち、違うよ!あの、女の子がね。幸せそうに甘いもの食べてるのって、なんていうか、か・・・可愛いなぁと思って・・・」

「・・・天然不思議ちゃんがもう1人いやがった」



きょとんと小野田くんを見ていた私の耳には荒北さんのつぶやきが入ってきたけど、小野田くんも天然不思議ちゃんなの?確か真波くんもそう言われてたような・・・。

鳴子くんがプリンに釘付けで『デザートええなぁ!ええなぁ!』と言っていたので半分個して食べた。

分けっこして食べると美味しいね。


私が食べ終わるのをみんなは待っていてくれて、ごちそうさまでしたと言うと、福富さんと金城先輩がみんなの前に出て今日の練習メニューが発表された。

今日はAチームがロードに出るそうで、Bチームはトレーニング施設でトレーニングだそう。


昨日聞いていた通りだったけど、あの施設にあったトレーニングマシーン、私にも使えるんだろうか・・・?

心配になりながら解散の号令を聞いてお部屋に戻ることにした。

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作品ジャンル:恋愛
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます^^こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日1話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね! (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます^^弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います!今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします^^ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです!箱学として通ってる姫も読んでみたいです!お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください! (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます^^とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします^^ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃色の夢 | 作成日時:2018年12月14日 0時

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