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今日はジャージを着ないでシャツと短パンの姿でみんなを見送った。
１人は嫌だ･･･置いてけぼりにされた気分になっちゃうから。
箱学の人たちとも明日でお別れなのに、私はまだ泉田さんと真波くんとしかロードに行けていない。
先輩たちは私のことを考えて、箱学に行かないメニューにしたんだろうと思う。
ここには東堂さんのママもパパもいるし、安心して待っていられるようにしてくれたんだろうな。
でも、私は･･･みんなと一緒に行きたかった。
帰ってくるまで１時間以上あるし、飲み物やタオルはもう準備は出来ているし、どうしようかな･･･と思っていると、旅館の法被を着た若い男の人が出てきて、私に気づくとにこやかな表情で近づいてくる。
その手には２つのカップらしきものを持っていた。
駐車場の端に設置してもらっていたベンチに座っていた私は昨日のことを思い出して警戒してしまって、立ち上がりかけたところで声をかけられる。
「クリスさん、ですよね？俺はこの旅館で働いている長澤といいます。女将に休憩して、ここにクリスさんがいるから話し相手になってこいと言われたんですけど、ここ、座っていいですか？」
「え･･･？ママさんがですか･･･？」
きっと今日私がここで１人になるのを知って、気を遣ってくれたんだろう。
ママさんの知り合いなら大丈夫だろうと、ほっと体の力を抜いて、ベンチの端にずれてスペースを空けた。
「あ･･･。ありがとう、ございます。どうぞ･･･」
「ありがとうございます。あ、これどうぞ。５月といっても今日は暑いですからね」
そう言って長澤さんは私にアイスクリームのカップをひとつ渡してくれた。
お礼を言うと、ふわりと笑顔で頷いてくれる。
あ･･･この笑顔は怖くない･･･きっといい人なんだろうと、何となくだけど思った。
無言でひんやりとしたアイスを口に運んでいたら、長澤さんがふっと微笑んで私を見ていることに気づいて視線だけを向けて首を傾げると苦笑いを返されてしまった。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
