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突然『ギャーーー！またやっ！！なんでやねんっっ！！』という叫び声で意識が浮上した。
んんー･･･お花のいい香りがする･･･。
薄っすらと目を開くと、あれ･･･？おかしいな･･･私の右手は巻島先輩と繋いでいたはずなのに、左を下に横向きに寝ている私は右手を金城先輩と繋いでる。
巻島先輩は･･･あれ･･･頭の下に巻島先輩の腕があるし、背中がぽかぽかだ･･･。
デジャヴ･･･？
丸まって寝ている私は後ろから巻島先輩に抱きこまれていたらしい。
少しボーっとしている金城先輩と目が合って、先輩は大きく目を開いて頬が赤く染まった。
「お、おはよう。姫」
「おはよう、ございます･･･。手、繋いでくれていて、ありがとうございます」
「いや･･･。俺も安心できた･･･っ。ところで、さっき鳴子の声が聞こえた気がしたんだが･･･」
「あ･･･。そういえば、私もそれで目が覚めました･･･っ。ふわぁっ！？」
体を起こそうとしたところで、『んー･･･』と、まだ眠っている巻島先輩に抱きこまれてお布団に逆戻りしてしまう。
慌ててジタバタしていると、金城先輩が巻島先輩の腕から引きずり出してくれた。
「･･･言い忘れていたが、巻島は低血圧で朝が弱い･･･」
「そ、そうなのですか･･･。そういえば巻島先輩、体温低めですよね･･･」
そう言いながら、まだお布団に包まっている巻島先輩を見ると、口が半開きでへにょりとした寝顔が見えて、いつもの巻島先輩とは違って、なんていうか、可愛い･･･？
あ、そういえば、鳴子くんの声･･･。
そう考え出した時、バタンと扉が開いてドタバタと足音が聞こえた。
やっぱりデジャブ･･･。
入ってきたのは手嶋先輩と青八木先輩と鳴子くんだった。
私が金城先輩に助け出された体勢のままだったため、金城先輩の腕の中にいた私に手嶋先輩は寝癖をつけたまま呆然と私たちを見ていて、青八木先輩は眉を少し寄せている。
鳴子くんもいるけど、鳴子くんは昨日と同じように私たちを指差してフルフルしていた。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
