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夕ごはんの前になってお洗濯をしようと思っていたら、今日は旅館の人が洗ってくれるという。
きっと東堂さんが頼んでくれたんだろうけど、悪い気がする･･･。
でも小野田くんたちに私の下着を洗わせるわけにもいかないからね･･･。
先輩たちのお風呂に向かう準備を羨ましげに見つめていたら、東堂さんのママが訪ねてきた。
「その状態だと体洗うのも大変でしょう？甚八に頼まれたのよ。ささ。私も今日は早めに入っちゃうから行きましょうね」
「えっ？や、あの･･･っ。せ、先輩ー･･･っ」
「･･･俺たちが手伝ってやるわけにもいかないからな。ここは甘えさせてもらえ･･･」
見捨てられたっ！？
「東堂さんのママさん･･･。あの･･･私、１人で大丈夫です･･･」
「あら、呼びにくそうね。ママさんでも女将さんでもいいんだけれど･･･うん。ママがいいわ」
「えぇ･･･っ！？え･･･っと。ママ、さん？」
「うふふ。それでいいわ。腕は擦り傷と聞いているけど、具合を見ないことには包帯巻き直すかもしれないでしょう？あと、これ用意してきたのよ」
ママさんは大きな半透明のフィルムみたいなものを見せてくれる。
この大きなフィルムをガーゼの上から張ると、水気を通さない医療用のフィルムらしい。
「ほら、甚八も自転車に乗っているでしょう？最近は減ったけれど、始めた頃はよく転んで大きな擦り傷を作っていたのよ。治療した上から使えるから気にせずお湯にも入れるし、それに、うちの温泉は怪我にもいいから、入った方がいいわ」
「あ･･･。ありがとう、ございます」
いろいろ考えて持ってきてくれたんだ･･･。
東堂さん、すごく大切にされてるんだなぁ･･･素敵なママさんだ。
なんて思っていたら、女湯の脱衣所で問答無用で脱がされた。
誰かとお風呂なんて入ったことないから、とんでもなく恥ずかしくて、お風呂から出た頃にはぐったりしてしまっている私がいた･･･。
男湯のみんなが私の悲鳴でまた無言になっていたのは気にしないことにする。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
