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体の大きさはもちろん男女で違うんだろうけれど、２歳しか変わらないのに先輩たちと私とでは精神的にも大人と子供くらい差があると思う。
パパは背が高くて、体格的には巻島先輩くらいだけど･･･と、じっと巻島先輩を見ていると巻島先輩が何故かたじろいだ。
その後、金城先輩を見て思う。
金城先輩はなんていうか、誰よりも考え方が大人で、落ち着いていて、真っ直ぐで、私みたいに心があっちこっちにグラグラ揺らいだりしなさそうだなと思った。
体も田所先輩の次くらいにガッチリしている。
私も早く大きくなれたらいいのに･･･と、思ったらなんだかちょっぴり悔しくなってしまった。
怪我をして大泣きしてから、何となく精神が子供側に引っ張られてしまっている気がするけれど、これも先輩たちなら受け入れてくれるんじゃないかという安心感から来ているのかもしれない。
無言で立ち上がって金城先輩の真後ろにストンと座ってみる。
「姫･･･？金城の後ろに座り込んで何してるっショ？」
「ん？どうした？･･･っ！？」
私は金城先輩の背中におでこをぴとっと、くっつけて引っ付いてみる。
大きな背中が何だか落ち着く･･･。
私は自転車に乗っている時のことを思い出して、ああ、この背中を見ていると安心感があるんだなと思う。
何となく、また立ち上がって巻島先輩の背中にも同じことをしてみる。
「「･･･････」」
巻島先輩の背中は･･･何ていうか、嬉しい･･･？
クライムの時の巻島先輩のふわりふわりとしたダンシングを思い出して、長い髪におでこを埋めてみると、今日の私の髪と同じお花の香りがして、楽しい気持ちになる。
また２人の間に戻って座りなおした私を先輩たちは不思議そうに見つめているけど、すっかり落ち着いてしまった私は、ふにゃりと笑顔になってしまった。
そんな私を見て、先輩たちは喉の奥でククッと笑う。
「ふっ･･･。不器用な甘え方だな」
「クハ･･･っ。まったくっショ」
･･･不器用でも、へたっぴでも、甘えたいと思える人がいるって、幸せだ。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
