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旅館まで帰ってきたけれど、帰りは本当に大変だった。
重に心配してくれている先輩たちが･･･。
みんなが代わる代わる背中を支えてくれて、私はほとんどペダルを回すこと無く帰ってきてしまって、なんだか申し訳なくなるよ。
ロビーに入ると私を見つけた東堂さんのママが驚いて駆け寄ってきてくれたけど、珍しく東堂さんが引き止めてくれて『不便があるかもしれぬからその時はよろしく頼むよ』と言ってくれて、理由を説明されなくて良かったと胸を撫で下ろした。
総北も箱学のみんなも、とんでもなく過保護な保護者と化している現状、今私はとても困っている･･･というか、困惑しています。
「あの･･･田所先輩･･･？」
「早く行ってこい。我慢はよくねぇぞ？」
「え･･･と。はい。そうしたいのですが･･･でも･･･」
「心配するな！俺がついてんだ。怖いことは起こらねぇ！はははは」
はははは･･･って････おトイレの前の扉前で出待ちされるこの状況。
怖いことが起きる心配はしていない･･･、していないんだけど･･･。
これじゃ落ち着いておトイレにも入れないよ･･･。
お昼前にあんなことがあってから、こうして絶対に誰かが私の傍で護ってくれている。
それはとても嬉しいことなんだけど、おトイレの度に１年生や先輩たちが出待ちしているこの状態はどうにかならないんだろうかと切実に思ってしまう。
うん。私のわがままかもしれないね。
護ってもらっておいて不満を持つだなんてよくないことだもん。
「お待たせして、すみません･･･。いってきます･･･」
「おうっ。外は任せとけ！」
おトイレに入って急いで済ませて、手を洗いながら鏡を見て、初めて自分の状態を目の当たりにした。
左の頬の大半がガーゼで隠してあるけど、それでもぷくぷくに腫れ上がっているのが分かるくらい私の顔は腫れている。
ガーゼの端から見える肌は紫とピンクの中間くらいの色が見えて、ああ、明日は酷い顔になっているなと思った。
みんなが過保護になるわけだよね･･･。
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瑠璃色の夢(プロフ) - ダリアさん» いつも感想ありがとうございます＾＾こんなに遅い時間にまで読み進めてくださっていたのだと感動してしまいました★毎日１話更新しておりますのでご無理なさらず読んでくださると嬉しいです♪今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)因みにこの時間が執筆構想時間です★ (2019年8月14日 1時) (
レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - 今回のお話では涙目になってしまうシーンがあったり、ほわほわするお話もあってとっても楽しめました♪次も頑張って下さいね！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: 7c4b8b3529 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - az☆azさん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾弱虫姫箱学偏も楽しそうですね♪この小説が落ち着いたら書いてみたいと思います！今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします＾＾ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
az☆az(プロフ) - とっても面白いです！箱学として通ってる姫も読んでみたいです！お時間の方があればよろしくお願いしますm(_ _)m更新頑張ってください！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 22cdeb44e5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 猫柳さん» 嬉しいコメントありがとうございます＾＾とても励みになります♪毎日更新頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 86b4dd6b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年12月14日 0時
